ドレッドノータス (競走馬) – Wikipedia
ドレッドノータス(英: Dreadnoughtus[1])は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2019年の京都大賞典(GII)、2015年の京都2歳ステークス(GIII)。馬名の意味は「世界最大の恐竜名」[2]。 2013年3月9日に北海道安平町のノーザンファームで誕生。一口馬主法人「キャロットクラブ」より総額5000万円(1口12.5万円×400口)で募集され[3]、ノーザンファーム空港牧場で育成された。育成中は精神面に幼さが見られ、馴致などでスタッフの手を煩わせることがあった。半兄ディアデルレイ、全兄サンマルティンよりも小柄だったが、成長に合わせてじっくりと育成され、2歳夏頃に劇的な良化を見せた[4]。 栗東・矢作芳人厩舎に入厩し、2015年10月25日の新馬戦(京都芝2000m)で武豊を背にデビューし、1番人気に応えて快勝する[5]。2戦目の京都2歳ステークスでも武豊とのコンビで好位追走からゴール前で差し切り勝ちを収め、デビュー2連勝での重賞勝ちを飾った[4]。 2歳時は2戦のみで休養に入り、3歳となった2016年はスプリングステークスから始動。しかし、パドックから入れ込みが酷く、7着に終わる[6]。次戦の皐月賞でも行きっぷりが悪く、最後はスタミナ切れを起こして15着と大敗した[7]。その後は東京優駿へ向かう予定だったが[8]、体調不良のため回避となった[9]。 皐月賞以来の休み明けとなったアンドロメダステークスでは結果次第で去勢手術が予定されていたが、2着に好走する[10]。しかし、初ダートとなったベテルギウスステークスではレース前からテンションの高さが目立ち、10着と大敗。矢作調教師も「芝、ダートうんぬんよりも自分からやめてしまうのが問題」と気性面の課題を指摘していた[11]。次戦の中山金杯でも10着に敗れ、ついに去勢手術が施された。 せん馬となってからは、オープンからの2階級降級となった稲村ヶ崎特別こそ勝利したものの、準オープンで1年以上勝ち切れない競馬が続いた。しかし、2018年に入ってからは堅実な成績が続くようになり、厩舎スタッフからも「去勢してから落ち着きが出て崩れなくなった。気持ちひとつで」と復活を期待されていた[12]。そして同年9月、レインボーステークスを3馬身差で逃げ切ってオープン復帰を果たすと[13]、次戦のアンドロメダステークスも好位抜け出しで制して古馬オープン戦初勝利を挙げた[14]。 その後はしばらく大敗が続いたが、2019年夏の北海道開催では3走連続で掲示板に入り、復調の兆しを見せる。迎えた京都大賞典では11番人気の低評価だったが、3番手追走から先行するダンビュライトを交わして抜け出し、約4年ぶり2度目の重賞制覇を果たした[15]。(詳細は第54回京都大賞典を参照) 2020年9月13日、放牧先のノーザンファームしがらきで疝痛を発症。腸捻転の疑いがあったため手術を行ったが回復せず、9月16日に安楽死の措置がとられた[16]。 競走成績[編集] 以下の内容はnetkeiba.comの情報[17]に基づく。 競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場) 頭数 枠番 馬番 オッズ(人気)
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