レーザーバレット(英:Laser Bullet)[1]は、日本の競走馬。おもな勝ち鞍は2015年・2016年テレ玉杯オーバルスプリント。2015年兵庫ゴールドトロフィー。 2歳(2010年)- 3歳(2011年)[編集] 2010年12月12日の2歳新馬(中山ダート1800m)でデビュー。2番手から逃げ馬を交わすと後続に4馬身差をつけて初勝利を挙げる。 3歳初戦、3歳500万下は最後方から唯一上り36秒台の脚で追い込み3馬身差をつけて快勝。連勝を飾った。次走、ヒヤシンスステークスは前走の勝ち方が評価され、1.9倍の1番人気となったが末脚が不発、8着に敗れた。その後は招待されたUAEダービーに挑戦、日本にはない馬場のオールウェザーのなか9着に敗れた[2]。帰国後は休養に入り、6か月半の休養明けとなった多摩川特別で復帰、アドマイヤロイヤルに1馬身1/4差の2着に入ると、三峰山特別を好位から逃げるジェネラルノブレスをクビ差交わし1着、3勝目を挙げる。さらにゴールデンブライドルトロフィーも後続に4馬身差をつけて勝利し連勝でオープンに昇級した。昇級初戦、師走ステークスは後方から追い込んだが8着に終わった。 4歳(2012年)- 5歳(2013年)[編集] 4歳初戦、重賞初挑戦となった平安ステークスは12着と惨敗。その後は立て直しのために長期休養に入る。 1年8か月の休養を経て、5歳10月のテレビ静岡賞で復帰、5着に入ると、続く神無月ステークスでも5着となった。 6歳(2014年)[編集] 4か月ぶり、6歳初戦の白嶺ステークスでトップハンデながら好位から抜け出し追い込むパワーポケットに1馬身1/4差をつけて勝利。オープンに再昇級を果たす。続くコーラルステークスは10着、オアシスステークスは9着とそれぞれ惨敗。その後、大沼ステークスは6着に敗れた。5か月の休み明け、霜月ステークスは上り最速で追い込んだがジョヴァンニを3/4差捕らえられず2着となった。 7歳(2015年)[編集] 7歳初戦、初の1200mに出走したジャニュアリーステークスをメイショウノーベルとの叩き合いを3/4差制して、オープン初勝利を挙げる。続く根岸ステークスは6着に敗れる。1番人気に推された千葉ステークスは接戦となり、勝ち馬からタイム差なしの4着となる。続く京葉ステークスは最後方から直線一気でまとめて差し切って快勝した。初の地方遠征となったかきつばた記念は逃げ切ったコーリンベリーに1馬身半差の2着に入った。次走、サマーチャンピオンは中団から早めに動いたが前を捕まえられず3着に敗れた。続くテレ玉杯オーバルスプリントは中団から直線で大外から伸び、逃げ粘るルベーゼドランジェに1馬身半差をつけ勝利、重賞初制覇を飾った[3]。次走、JBCスプリントは中団から脚を伸ばして4着と好走。単勝1.8倍と断然人気に推された兵庫ゴールドトロフィーは中団追走から前を行くドリームバレンチノを3/4馬身差し切って重賞2勝目を挙げた。 8歳(2016年)[編集] 8歳初戦、根岸ステークスは7着、続く東京スプリントは6着とそれぞれ敗れる。かきつばた記念は2番手からレースを進めたが、ノボバカラ、ブルドッグボスに差し切られ3着、北海道スプリントカップは5着に終わった。トップハンデ57.5㎏で挑んだNST賞は6着に敗れる。続くオーバルスプリントは道中は中団を追走から外に持ち出すと、逃げるソルテを半馬身差し切って1着、昨年に続いて連覇を達成し、重賞3勝目となった[4]。次走、久々のマイル戦となったマイルチャンピオンシップ南部杯はコーナーで捲っていきいったんは前に並ぶも5着、JBCスプリントは前からやや離された4着に敗れた。 9歳(2017年)- 10歳(2018年)[編集] 9歳初戦、5か月半ぶりのレースとなった東京スプリントで3着と好走。続くかきつばた記念はトップハンデ58㎏を背負い6着に終わった。引き続き、58kgで挑んだサマーチャンピオンは離れた4着に敗れる。3連覇を狙ったオーバルスプリントは道中後方から早めに仕掛け、逃げるサイタスリーレッドに2馬身差の2着となる。3か月ぶり、兵庫ゴールドトロフィーは4着に敗れた。 10歳になっても現役を続けたが千葉ステークス11着、栗東ステークス14着と惨敗に終わる。5月19日付で競走馬登録を抹消、引退となった[5]。
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