根岸絵美 – Wikipedia

根岸 絵美(ねぎし えみ)は、埼玉県出身の日本の役者。早稲田大学第一文学部人文専修卒業。

小学校、中学校と運動部に所属。高校はハンドボール部に入部したが、すぐに退部。その後の高校生活は趣味に走り、エレキギターを習う。

高校三年生の夏、自分のあまりの馬鹿さに一念発起して受験勉強を開始。予備校は肌に合わず、自宅勉強を一日13時間ほど続けた。その結果、早稲田の文学部への入学が決まる。 大学時代のサークルは広告研究会、映像チームに所属。

幼いころから人前が苦手だったことから、演劇をする人々の気持ちが全く理解出来ず、研究対象にしようとネットで俳優募集をしている劇団を探し、応募したのが演技を始めるきっかけとなる。友人が出演していたので観劇に行った『ひょっとこ乱舞』(現・アマヤドリ)の『水』という芝居に心を打たれ、オーディションに応募。劇団員となる。

数年後、退団。オフィスエルアール+所属の後、2015年から事務所をエコーズに移籍。

小さいころの夢は漫画家、小説家、キャリアウーマン。 目指したい女優は余貴美子。尊敬する人は宇多田ヒカル。

出演作品[編集]

舞台[編集]

  • ひょっとこ乱舞/アマヤドリ作品 舞台『でも時々動いてるわ』(2006年、こまばアゴラ劇場 )
  • 銀髪(2007年、吉祥寺シアター トラビシャ / こまばアゴラ劇場)
  • 愛にキて(2008年2月、王子小劇場)※佐藤佐吉祭 主演女優賞受賞
  • プラスチックレモン(2008年11月、吉祥寺シアター)
  • 旅がはてしない(2009年7月、東京芸術劇場 小ホール1)
  • モンキー・チョップ・ブルックナー!!(2009年12月、シアタートラム)
  • 水(2010年6月、吉祥寺シアター )
  • ロクな死にかた(2011年2月、東京芸術劇場 小ホール2)
  • うれしい悲鳴(2012年3月、吉祥寺シアター)
  • しあわせな日々(作:サミュエル・ベケット、2012年8月、利賀山房)
  • フリル(2012年9月、王子小劇場)
  • アロッタファジャイナ『ダンス・ダンス・ベイビー・ダンス~飛び出せ胎児!ぶっちゃけ悪の起源論~』(脚本・演出:松枝佳紀、2004年4月、ギャラリールデコ)
  • アロッタファジャイナ『ベジタリアン・サマー』(作:泉澤陽子・小山かずさ・松枝佳紀、演出:松枝佳紀、2004年7月、pamplemousse)
  • アロッタファジャイナ『わたしは真悟』(原作:楳図かずお(小学館刊)、監修:那須博之、脚本・演出:松枝佳紀、2004年10月、高田馬場アートボックスホール)
  • アロッタファジャイナ『ダンス・ダンス・ベイビー・ダンス~世界終焉3秒前に僕らが幸せになる方法~』(脚本・演出:松枝佳紀、2005年、THEATER BRATS)
  • inner child 『遙~ニライ~』(作・演出:小手伸也、2006年、吉祥寺シアター)
  • tpt『ミステリア・ブッフ』(作:ウラジミール・マヤコフスキー、台本・演出:木内宏昌、2008年3月、ベニサン・ピット)
  • 日本語を読む~リーディング形式による上演~『不思議の国のアリス』(作:別役実、演出:広田淳一、2008年5月、シアタートラム)
  • 角角ストロガのフ×elePHANTMoon×犬と串『レストラン ル・デコ』『アイノユクエ』(脚本・演出:マキタカズオミ、2009年8月、ギャラリー LE DECO)
  • 佐藤の、『肩の上のロマンシングガール』(作:成島秀和、演出:広田淳一、2009年7月、新宿眼科画廊)
  • こゆび侍『はちみつ』(作・演出:成島秀和、2009年9月、王子小劇場)
  • elePHANTMoon『ORGAN』(脚本・演出:マキタカズオミ、2010年4月、サンモールスタジオ)
  • elePHANTMoon『心の余白にわずかな涙を』(脚本・演出:マキタカズオミ、2010年9月、王子小劇場)※佐藤佐吉演劇祭 主演女優賞・シルバーフォックス賞受賞
  • ラスコーリニコフとスヴィドリガイロフ~罪と罰より~(原作:ドストエフスキー、脚本:北川響、演出:中嶋しゅう、2010年12月、ワーサルシアター)
  • アジア舞台芸術祭2010『お母さんの十八番』(演出:朴章烈(パク・チャンニュル)、作:李善姫(イ・ソンヒ)、水天宮ピット)
  • シアターキューブリック『誰ガタメノ剣〜長宗我部元親伝〜』(作・演出:緑川憲仁、2011年5月、高知:高知県立美術館ホール/東京:紀伊國屋サザンシアター)
  • 国分寺大人倶楽部『リミックス2』(作・演出:河西裕介、2011年6月、王子小劇場)
  • アジア舞台芸術祭2011『お母さんの十八番』(演出:朴章烈(パク・チャンニュル)、作:李善姫(イ・ソンヒ)、東京芸術劇場 シアターウエスト)
  • SPAC『ペール・ギュント』(原作:ヘンリック・イプセン、演出:宮城聰、2012年6月、静岡芸術劇場)
  • オクムラ宅『新美南吉の日記1931-1935』(原作:新美南吉、脚色・構成・演出:奥村拓、2013年10月、福岡:CAFE DE FANFAN/愛知:来教寺/東京:土間の家)

映画[編集]

テレビ[編集]

外部リンク[編集]