おねがい☆ティーチャー – Wikipedia
『おねがい☆ティーチャー』は、日本のテレビアニメ作品、およびそれを原作とする漫画・小説である。テレビアニメは2002年1月10日から3月28日にかけて、WOWOWのノンスクランブル帯にて放送された。略称は「おねてぃ」[1]。 CS放送の幾つかのチャンネルで放送された後、2012年1月期にはTOKYO MXで地上波初放送された。 同一の時間軸を舞台とした続編として『おねがい☆ツインズ』、『おねがい☆フレンズ』、『おねがい☆チュータ』があり、これらの作品はおねがいシリーズと呼ばれている。放送終了後に『月刊コミック電撃大王』で漫画化され、電撃文庫からは小説化されている。なお、アニメ・漫画・小説ではそれぞれ、設定・ストーリーなどが一部異なっている。 ストーリー[編集] 辺境惑星の駐在監視員として、地球に赴任した宇宙人・風見みずほ。正体を隠して、高校の教師として赴任したみずほは、主人公である草薙桂のクラスの担任となる。偶然、みずほの正体を知ってしまった桂は、彼女の秘密を守るため、彼女と結婚して夫婦として暮らすことになる。 桂は中学時代のトラウマから、「停滞」と呼ばれる、精神的なストレスに起因する「肉体的・精神的に昏睡状態」になる病気を患っており、過去には「3年間の長期停滞」を経験していた。 みずほとの生活から、いくつもの停滞を経験しながらも、次第に回復の兆しを見せていく。 そんなある時、クラスメイトの森野苺が、自分と同じく長期停滞により、6年間も時が止まっていた事を知る。同じ病気を抱えている苺の望みを叶えるために、桂は縁川小石と付き合うことになってしまう。お互いに心を通じ合わせ、求め合っているにも関わらず、様々なすれ違いから、疎遠になっていく桂とみずほ。それにともなって、桂の停滞は進行していってしまう。 登場人物[編集] 主人公・ヒロイン[編集] 草薙桂(くさなぎ けい) 声 – 保志総一朗 本作の主人公。長野県立木﨑高校に通う高校1年生。子供の頃から意識不明になり成長も止まってしまう停滞という病気を発症しており、過去に3年間も入院していたが、医師のカウンセリングで回復し退院。外見年齢は15歳だが、実年齢は18歳[1]。クラスメイトにはその事を隠している。性格はいたって普通だが優柔不断な一面もある。一人称は「俺」 両親は仕事で海外に出張中の為、叔父の江田島夫妻の家に居候していたが、みずほと内緒で結婚してからはアパートに移り住む。成り行きで結婚したみずほとの関係に戸惑いつつも想いを育んでいく。 第三話よりみずほと同居生活を開始、第四話でキス、第五話では沖縄に新婚旅行をするが、数々の邪魔が入りなかなか関係は発展しない。第八話で縁川小石の告白を断った夜、みずほとの絆を再確認し初めて結ばれる。 第九話で森野苺が自分と同じ病気を持っていることを知り同情、第十話で苺の病気を再発させないためにみずほとの関係を解消して、苺の望む「縁川小石との交際」を始めるもすぐに破綻。みずほに対する想いはさらに強くなるが、直後に停滞を再発してしまう。
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