愛国者達(あいこくしゃたち)は、コナミが発売しているゲーム「メタルギアシリーズ」に登場する架空の組織。本項ではその前身にあたる賢者達(けんじゃたち)についても記述する。 アメリカ合衆国を政治・経済・軍事などあらゆる面から支配する組織。極秘の存在で徹底的な情報統制が敷かれているため、体内にナノマシンがある者は言語規制で「愛国者達」という単語を聞こうとすると強制的に「らりるれろ」という言葉に置き換えられる。 伝説の兵士ザ・ボスの遺志を実現するために東西冷戦下のアメリカで誕生した組織であり、創始メンバーはザ・ボスの暗殺に関与した特殊部隊FOXの隊員とその関係者である。 創始メンバー[編集] ゼロ / デイビット・オウ(1909年8月12日-2014年) 「FOXHOUND」の前身「FOX」の初代指揮官で、当時の階級は少佐。スネークイーター作戦成功の後に「ザ・ボスの遺志」を独自に解釈し、それを実現するために「愛国者達」を創設した。彼女の弟子であるビッグ・ボスを英雄に祭り上げ、各界の有力者を引きつけて「愛国者達」の影響力を高めることに尽力した。「ザ・ボスの遺志」の解釈の違いなどによりビッグ・ボスと対立し始め、組織の象徴を永遠のものにするためにビッグ・ボスのクローンを作成する「恐るべき子供達計画」を考案した。 ザンジバーランド騒乱の後、ビッグ・ボスの英雄性を「愛国者達」の象徴に据えるためにナノマシンで人工的な脳死状態にして、その体を保存していた。だが、それ以前にてMSFマザーベース崩壊と同時期に副官スカルフェイスによって寄生虫に感染させられ痴呆症状が一気に加速し、「ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件」の頃には加齢と脳の障害で動くことも話すことも出来ないほどに身体機能が低下して廃人と化しており、すでに「愛国者達」の制御は5つのAIに引き継がれていた。AIが破壊された後、ビッグ・ボスの手によって生命維持装置を停止させられ息を引き取る。 ビッグ・ボス / ネイキッド・スネーク(1935年-2014年) スネークイーター作戦成功の後、師である「ザ・ボスの遺志」を成し遂げるためにゼロと「愛国者達」を創設した。だが「恐るべき子供達計画」に反対しゼロと袂を分かって「愛国者達」を離脱し、国境なき軍隊 (MSF) 、ダイアモンド・ドッグズ (DD)、アウターヘブンを創設。1995年のアウターヘヴン蜂起、1999年のザンジバーランド騒乱と二度にわたって「愛国者達」に対する蹶起を行った。尚、ダイアモンド・ドッグズはBIGBOSSのファントムとなったもう1人のBIGBOSS、エイハブが創設した。 ザンジバーランド騒乱後はゼロのナノマシンによって人工的な脳死状態にさせられていたが、ビッグ・ママと雷電の手によって肉体を回収されていた。欠損した箇所はリキッド・スネークとソリダス・スネークの体によって補われ、AI「J・D」の崩壊によってナノマシンの活動が停止したことで蘇生に成功する。変異型FOXDIEの拡散を止めるために自殺を図ったソリッド・スネークの前に現れ、新型FOXDIEが変異型を駆逐したことを伝えた。 その後は「愛国者達」の発案者であるゼロの生命維持装置を停止し、スネークに戦いをやめて自らの人生を生きるように伝えるとスネークの新型FOXDIEによって静かに息を引き取った。ゼロと彼の死を最後に、「愛国者達」の創設者はすべてこの世を去った。 パラメディック /
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