ドウデュース – Wikipedia

この記事は現役競走馬を扱っています。今後の動向で情報や評価が大きく変動する可能性があります。

ドウデュース（英: Do Deuce、2019年5月7日 – ）は、日本の競走馬^[1]。2021年の朝日杯フューチュリティステークス(GI)の勝ち馬である。

馬名の意味は「する＋テニス用語（勝利目前の意味）」^[2]。2021年のJRA賞最優秀2歳牡馬。

デビュー前[編集]

2019年5月7日、北海道安平町のノーザンファームで誕生。松島正昭が代表を務める（株）キーファーズの所有馬となり、ノーザンファーム空港で育成の後、栗東の友道康夫厩舎に入厩した。

2歳（2021年）[編集]

9月5日に行われた2歳新馬戦（小倉芝1800m）に武豊鞍上で出走。1番人気に推されると、レースは直線で追い比べをクビ差制してデビュー勝ちを果たした^[3]。

次走はリステッド競走のアイビーステークスを選択。2番人気に推され、レースでは追い比べから抜け出すと、最後は追い込んできたグランシエロをクビ差凌いで優勝、デビュー2連勝とした^[4]。

続いて朝日杯フューチュリティステークスに出走。重賞勝ち馬セリフォスやジオグリフをはじめとした自身と同じ無敗馬が多く顔を揃える中^[5]、3番人気に支持されると、レースでは直線で外に出すと、先に抜け出していたセリフォスを半馬身差で差し切り優勝、無傷3連勝でGI初制覇を果たした^[6]。鞍上の武豊はこの競走22回目の挑戦で初制覇^{[注 1]}となり、JRAの平地GI完全制覇までホープフルステークスを残すのみとした^[6]。また馬主である松島及びキーファーズにとっては初の単独所有馬によるGI勝利、並びに国内GI初制覇となった^[7]。

3歳（2022年）[編集]

3歳初戦として、皐月賞トライアルの弥生賞ディープインパクト記念に出走。単勝オッズ2.2倍の1番人気に推された。レースでは、道中は勝ち馬アスクビクターモアを見る形で追走。残り800m過ぎに後方からロジハービンが一気に進出したため、いったんポジションを下げる。そこから立て直し、ゴール前では勝ち馬を懸命に追い上げたが首差届かず2着に。デビューからの連勝は3でストップした^[8]。

競走成績[編集]

以下の内容はnetkeiba.comの情報^[9]に基づく。

• 競走成績は2022年3月6日現在

注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]