シュテフェン・ティゲス – Wikipedia

シュテフェン・ティゲス(ドイツ語: Steffen Tigges, 1998年7月31日 – )は、ドイツ・ニーダーザクセン州オスナブリュック出身のサッカー選手。ブンデスリーガ・ボルシア・ドルトムント所属。ポジションは、フォワード。

クラブ[編集]

ユース時代[編集]

TuSグラヌのユースチームでキャリアをスタートさせ、2011年にVfLオスナブリュックに移籍した。2016年までユース部門に所属し、主に攻撃的なポジションでジュニアブンデスリーガの試合に出場した。

VfLオスナブリュック[編集]

2015年12月12日、VfLオスナブリュックでの3. リーガデビューを果たした。 FCエルツゲビルゲ・アウエ戦の76分0-0でマルコス・アルバレスに代わってフィールドに登場し90分までプレーした[1]。 しかしながら、2015-16シーズンはその後も試合出場しているものの、ジョー・エノック監督のファーストチョイスはマルコス・アルバレスとハリル・サヴランの2トップだった。翌シーズンは主にU-19チームで起用され、ファーストチームでも実力を証明するチャンスは得続けたがゴールには絡めなかった。その後の2年間もアルバレス、マークハイダー、クワシ・オキア・ヴリードなどのライバルを乗り越えることは出来なかった。オスナブリュックではSowohl Enochsと彼の後継者ダニエル・スーンはが盤で起用されるなど若い選手は異なるポジションでも起用されており、5バックのディフェンスラインでも起用されている[2]。また、移籍前の2017-18シーズン終盤、2度ほどゴールキーパーの兄レオンとフィールドに立った。 2019年春は3. リーガで左ウィングとしてプレーし2ゴールを挙げている。2019-20シーズンの第2ディビジョン昇格を前にクラブはティゲスとの契約を延長する意欲があったが、ティゲスは新しいクラブを探すこととした[2] 。なお、2017年の夏学期には、デュッセルドルフのIST大学でスポーツビジネス管理の遠隔教育コースを受講している[2]

ボルシア・ドルトムント[編集]

2019-20シーズン[編集]

ボルシア・ドルトムントに移籍、ボルシア・ドルトムントIIに所属することとなった[3]。ティゲスによると、ドルトムントのチームマネージャーのインゴ・プレウス最も熱心だったため最終的にドルトムントとの契約に至ったとのことである[2]。移籍後すぐにドルトムントIIのレギュラーポジション、センターフォワードを獲得し、そのシーズンは19得点をあげて攻撃面の中心となってウィンガーのジョセフ・ボヤンバやクリス・ヒューリッヒと共にプレーした。また、2020年1月にはヒューリッヒと共にマルベーリャでのファーストチームの冬季トレーニングキャンプに参加と親善試合出場の機会を与えられた[2][4]。なお、2019-20シーズンはCOVID-19パンデミックのために中途でキャンセルされ、チームは9位でフィニッシュした[5]

2020-21シーズン[編集]

クラブを去ったボヤンバからチームキャプテンを引き継いだ[6]。新任のトレーナーのエンリコ・マーセンは、ティゲスを「ピッチ上だけでなく、ピッチ外や控室で重要な非常に重要なプレーヤー」と評している[5]

その後も継続してドルトムントIIの主要メンバーであり、 チームは10月以降ロートヴァイス・エッセン首位争いを繰り広げた。また、ファーストチームのフォワードのアーリング・ハーランドと16歳のユスファ・ムココの負傷のため、監督のエディン・テルジッチはティゲスを2021年1月14日DFBポカールブラウンシュヴァイク戦のスターティングメンバ―に指名、ハーランドの代役としてブンデスリーガデビューを果した[7]。さらにファーストチームでの2回の短時間の出場の後、ドルトムントとの2024年6月までの契約延長を勝ち取った[8]。その後もブンデスリーガの試合に出場し、翌春チームと共にDFBポカールのタイトルを獲得している。また、レギオナルリーガではその後も安定して得点を積み重ねており、3-1で勝利したSVシュトラーレンとのアウェイ戦では3つのゴールすべてに絡んでいる。ドルトムントIIは最終戦でレギオナルリーがのチャンピオンシップを獲得し3. リーガ昇格を決めたが、ティゲスはキャプテンとして貢献、このシーズンティゲスは22得点をあげたが、これはトップスコアラーのサイモン・エンゲルマンに次ぐリーグ2位の成績だった。

2021-22シーズン[編集]

バートラガッツで行われた夏の合宿終了後もファーストチームに残留した[9]。このため、セカンドチームでは前シーズンにすでに数回ティゲスの代役を務めていたフランツ・プファネがキャプテンを務めることとなった[10]。その後、ファーストチームでブンデスリーガとDFBポカールに短時間出場した後にU23チームに戻ったが、筋肉系の故障のために9月は試合を欠場している。復帰後、アーリング・ハーランド負傷欠場のため、アンスガー・クナウフと共にマルコ・ローゼ監督によりファーストチームの試合に起用された。そして、第10戦2-0で勝利したFCケルン戦では、ブンデスリーガでの初ゴールを決めている。

代表[編集]

2017年4月17日のデンマーク戦でドイツのU-19ドイツ代表デビューしている[11] 。2017-18シーズンには、U-20でも4試合をプレーした。

個人成績[編集]

2021年11月22日現在

タイトル[編集]

VfLオスナブリュック
ボルシア・ドルトムント

双子の兄レオンがおり、ゴールキーパーとしてプレーしている。

  1. ^ “VfL Osnabrück – FC Erzgebirge Aue (12.12.2015)”. transfermarkt.de. 2016年5月14日閲覧
  2. ^ a b c d e …Steffen Tigges: „Hier in Dortmund ist es eine komplette Begeisterung für den Verein“, schwatzgelb.de, abgerufen am 22. Dezember 2020
  3. ^ Dortmund ruft: Tigges verlässt den VfL Osnabrück, kicker.de, abgerufen am 8. April 2019
  4. ^ BVB absolviert Trainingslager in Marbella mit 30-Mann-Kader, bvbwld.de, abgerufen am 7. Januar 2020
  5. ^ a b Umworbener BVB-II-Kapitän: “Ich denke nicht an einen Wechsel”, reviersport.de, abgerufen am 17. September 2020
  6. ^ Matchwinner Steffen Tigges lobt den neuen Geist der BVB-U23, ruhrnachrichten.de, abgerufen am 17. September 2020
  7. ^ Pokal-Spiel in Braunschweig: BVB ohne Moukoko – Tigges in der Startelf, ruhrnachrichten.de, abgerufen am 22. Dezember 2020
  8. ^ Steffen Tigges unterschreibt Profivertrag, bvb.de, abgerufen am 21. Januar 2021
  9. ^ BVB auf dem Weg ins Trainingslager nach Bad Ragaz, bvb.de, abgerufen am 24. Juli 2021
  10. ^ BVB-Coach Maaßen funktioniert Franz Pfanne um: „Ich musste mich erstmal daran gewöhnen“, ruhrnachrichten.de, abgerufen am 20. August 2021
  11. ^ “U19: Deutschland siegt mit Osnabrückern Klaas und Tigges 3:1”. Neue Osnabrücker Zeitung. 2017年4月18日閲覧
  12. ^ a b c d e f g h i j [https://www.kicker.de/steffen-tigges/laufbahn/bundesliga/2021-22/borussia-dortmund
    Steffen Tigges], Kicker

外部リンク[編集]