天野春果 – Wikipedia

天野 春果(あまの はるか、1971年 – )は、スポーツマネジメントに関する人物。東京都出身。モットーは「真面目なことを遊び心をもって取り組む」[1]

  • 2002年 日韓W杯後に川崎フロンターレに復職し、プロモーション部部長に。
  • 2017年 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に4年間の出向。
  • 2020年 川崎フロンターレに復帰。同年に現役引退した中村憲剛の引退セレモニーの企画選出をした。

J2からJ1に昇格後、プロスポーツが根付かないと言われていた川崎市で、地域密着イベントや斬新なアイデアを生み出し、「ホームタウンで大きな貢献をしているクラブ」として川崎フロンターレが選ばれるようになった立役者。また東日本大震災で被災した陸前高田の子供たちを支援する活動を行うなど、ファンやサポーター、地元住民からも愛されている。

主な企画実績[編集]

  • 川崎フロンターレ算数ドリル – 選手がモデルとなって楽しく算数が学べる学習教材で、川崎市内の小学校に無償提供されている。
  • かわさき応援バナナ – 川崎市内の量販店で展開し、1パック(1房)の販売につき3円がチームに寄付される。
  • いっしょにおフロんた~れ – シーズンオフ企画として川崎市内の銭湯とコラボレーションしたスタンプラリー[2]
  • イッツァスモウワールド- 川崎市内にある大相撲・中川部屋とコラボレーション
  • 宇宙生交信イベント – 等々力陸上競技場と国際宇宙ステーションを衛星回線で結び、中村憲剛選手や子どもたちが大西卓哉宇宙飛行士と会話[3]
  • 東京2020算数ドリル
  • 天野春果『僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ : スポーツでこの国を変えるために』小学館、2011年。

    ISBN 9784098401246。NCID BB06113565

  • 天野春果『スタジアムの宙にしあわせの歌が響く街 : スポーツでこの国を変えるために』小学館、2016年。ISBN 9784093885188。NCID BB2286546X
  1. ^ アトランタでの経験を糧に。元プロモ部・天野春果のオリパラ変革術” (日本語). AZrena. 2019年10月2日閲覧。
  2. ^ 川崎フロンターレ名物部長が企てた、漫画『テルマエ・ロマエ』とのコラボ。(木崎伸也)” (日本語). Number Web – ナンバー. 2019年10月2日閲覧。
  3. ^ フロンターレがNASAと交渉する理由。川崎市と作り上げる本当の地域密着。(手嶋真彦)” (日本語). Number Web – ナンバー. 2019年10月2日閲覧。