山下博之 – Wikipedia

山下 博之
生誕 山下 博之(やました ひろゆき)
1932年
日本の旗 徳島県三好市
死没 2016年9月2日
居住 日本の旗 日本
研究分野 国文学
研究機関 四国大学
出身校 早稲田大学第一文学部卒業
主な受賞歴 徳島県文化賞
プロジェクト:人物伝
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山下 博之(やました ひろゆき、1932年(昭和7年) – 2016年(平成28年)9月2日)は、日本の国文学者。元四国大学短期大学部教授。早稲田大学第一文学部卒業。徳島県三好市出身。

早稲田大学第一文学部卒業。徳島新聞の記者や雑誌編集を経て高校の国語教師、徳島県立阿南工業高等学校校長を務めた。

1990年に徳島県文化の森総合公園へ移転オープンした徳島県立図書館の初代館長に就任。その後、四国大学で国文学史などを教え、2008年に顧問教授を最後に退職した。また高校教師の頃から徳島ペンクラブで活動しており、2007年から6年間、同クラブの会長を務めた[1]

長年にわたり阿波人形浄瑠璃や海野十三の研究を行っており、1992年に発足した「海野十三の会」の会長として文学碑の建立や企画展など海野の再評価に尽力した。これまでに徳島県文化協会出版文化賞・徳島県文化賞・地域文化功労者文部科学大臣表彰などを受賞[2]

  • 1999年 – 徳島県文化協会出版文化賞。
  • 2008年 – 徳島県知事表彰。
  • 2011年 – 地域文化功労者文部科学大臣表彰。
  • 2015年 – 徳島県文化賞。
  • 『私本 阿波の十郎兵衛 史実と虚構のはざまから』(1999年、徳島県教育印刷)
  • 『阿波十郎兵衛の娘・おつる上巻』(2002年、徳島県教育印刷)
  • 『阿波十郎兵衛の娘・おつる下巻』(2002年、徳島県教育印刷)
  1. ^ 県文化賞受賞の喜び語る 山下博之さん、遠藤綾子さん”. 徳島新聞 (2015年11月3日). 2021年12月16日閲覧。
  2. ^ 山下 博之”. J-GLOBAL. 2021年12月16日閲覧。