キッシュ・ラースロー – Wikipedia

この項目では、ハンガリー語圏の慣習に従い、名前を姓名順で表記していますが、インド・ヨーロッパ語族風にラースロー・キッシュと表記することもあります。(Template:ハンガリー人の姓名)
キッシュ・ラースロー
名前
ラテン文字 László Kiss
ハンガリー語 Kiss László
基本情報
国籍  ハンガリー
生年月日 (1956-03-12) 1956年3月12日(66歳)
出身地 ショモジ県
身長 183cm
体重 82kg
選手情報
ポジション FW
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1974-1976 ペーチMFC
1976-1978 カポシュヴァーリ・ラーコツィFC
1978-1985 ヴァシャシュSC
1985-1987 モンペリエHSC 38 (12)
1987-1988 MTKブダペストFC
1988-1989 ESMTK
1989 FCベスプレーム
1989-1991 BVSCブダペスト
代表歴
1979-1984 ハンガリー 33 (11)
監督歴
1993-1994 ラヨシュミジェ
1994-? ベレメンド
1996-1999 ラーコシュパロタイEAC
2000-2011 1.FCフェミナ
2010-2012 ハンガリー女子代表
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

キッシュ・ラースロー(ハンガリー語:Kiss László 、1956年3月12日 – )は、ハンガリーの元サッカー選手、サッカー指導者、同国女子代表監督。ポジションはFW。

1974年に、ペーチFCでプロとしてのキャリアをスタートさせた。1978年にヴァシャシュに移籍すると、国内リーグ及び国内カップで数々のタイトルを獲得し、1983年にはチームのミトローパ・カップ制覇に貢献した。その実績が買われ、1985年にリーグ・アンのモンペリエに移籍した。2年間在籍し、38試合で12得点を挙げた。詳細は不明だが、ハンガリーのサッカーのトップディビジョンであるネムゼティ・バイノクシャーグIでは1976年~1989年の13年間で、271試合124得点を挙げている。1991年に現役引退。

ハンガリー代表では1979年にデビュー。最大のハイライトは1982年のFIFAワールドカップ・スペイン大会のグループリーグ初戦・エルサルバドル戦である。この試合では、後半だけでハットトリックを達成し、チームの10得点での大勝[1]に貢献した。途中出場でのハットトリックはワールドカップ史上唯一であり、1得点目から3得点目までが8分間(後半24分~後半31分)というのも最短記録である。ハンガリー代表のW杯でのハットトリックは、FIFAワールドカップ・チリ大会でのアルベルト・フローリアーン以来20年ぶり4人目のことだった。代表には1984年まで選出され、33試合11得点の成績を残した。

引退後は指導者の道へ進み、2000年からは国内女子サッカーリーグの1.FCフェミナハンガリー語版で11年間指揮した。同チームではリーグ戦で3度の優勝に導いた。2010年から2012年にかけて同国女子代表監督を務め、8勝14敗2分けの成績を残した。

  1. ^ FIFAワールドカップ・2014年ブラジル大会終了時点でも、チームの1試合最多得点記録として残っている。

外部リンク[編集]