オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート – Wikipedia

オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」(Only Love Can Break Your Heart[2]は、ニール・ヤングが1970年に発表した楽曲。

1970年9月19日発売の3作目のアルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』に収録された。同年10月にシングルカットされ、12月12日から12月19日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続33位を記録した[3][4]

シングルB面の「バーズ(Birds)」はアルバム収録のものと異なる。ピアノの弾き語りである『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のバージョンに対し、シングル・バージョンはクレイジー・ホースの演奏を伴ったバンド・サウンドである。

ジョニ・ミッチェルと別れたグラハム・ナッシュのために書かれた作品だと言われているが[5]、ヤング自身はインタビューなどでは明言を避けている。タイトルは、ジーン・ピットニーの1962年の全米2位のヒット曲「Only Love Can Break a Heart」(邦題:恋の痛手)との類似が指摘されている。

別バージョン[編集]

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの1970年の未発表ライブ音源。
ニール・ヤングが1970年11月30日から12月2日にかけてワシントンDCで行ったライブの音源。
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングが1974年に行ったツアーの音源。

カバー・バージョン[編集]

  1. ^ 45cat – Neil Young – Only Love Can Break Your Heart / Birds – Reprise – USA – 0958
  2. ^ アルバム『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』の邦題の表記は今日に至るまで「オンリー・ラヴ」であるが、ワーナーミュージック・ジャパンから発売されているベスト・アルバム『GREATEST HITS / グレイテスト・ヒッツ – ワーナー・スーパー・ベスト40』における表記、および原題に合わせ「オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」とした。
  3. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF DECEMBER 12, 1970
  4. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF DECEMBER 19, 1970
  5. ^ McDonough, Jimmy (2003). Shakey: Neil Young’s Biography. Random House. pp. 339–40.

    ISBN 978-0-679-31193-5. https://books.google.co.jp/books?id=rsiBNqqwq_kC&client=firefox-a&redir_esc=y&hl=ja