ザ・エミネム・ショウ – Wikipedia

ザ・エミネム・ショウ(The Eminem Show)は、アメリカ出身の白人ラッパー・エミネムの3作目となるスタジオ・アルバムで、2002年に世界で最も売れたミュージック・アルバムである。正しい発音で読むなら「ジ・エミネム・ショウ」となる。

ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500では、317位にランクイン。

アメリカでの初動売り上げは132万枚(当時歴代5位)。累計売り上げは全米で930万枚、全世界では1900万枚。ヒット・シングル「Without Me 」を含む全20曲を収録。音楽的に革命をもたらすと同時に、過激な歌詞などで世界各国で議論を呼んだ、何かと反響の大きい作品である。[要出典]Say Goodbye Hollywood 」「Hailie’s Song 」は愛娘ヘイリーについて言及した曲である[1]
収録曲である「Without Me」のリリックやPVにはかつてエミネムを「MTV」から締め出そうとした「ミス・チェイニー」[2]と「連邦通信委員会(FCC)」や「ペアレンタル・アドヴァイザリー」[3]、「エルヴィス・プレスリー」、「ウサマ・ビンラディン」をDisったり茶化している。またYouTubeにアップされている公式PVでは動画の規制がかかりエミネム自身が実母に向けた「ファック・デビー!」とシャウトする部分が無音加工されている。
「Superman」のPVも同じくエミネムがドア越しにお尻を出すシーンや過激な表現にリリックを差し替えたり、無音やモザイク加工している為CD盤とは大きく異なる。
 

  1. Curtains Up
  2. White America
  3. Business
  4. Cleaning Out My Closet
  5. Square Dance
  6. The Kiss
  7. Soldier
  8. Say Goodbye Hollywood
  9. Drips(feat. Obie Trice)
  10. Without Me
  11. Paul Rosenberg
  12. Sing For The Moment
  13. Superman(feat. Dina Rae)
  14. Hailie’s Song
  15. Steve Berman
  16. When The Music Stops(feat. D12)
  17. Say What You Say(feat. Dr. Dre)
  18. ‘Till I Collapse(feat. Nate Dogg)
  19. My Dad’s Gone Crazy(feat. Hailie Jade)
  20. Curtain’s Close
  1. ^ 山崎洋一郎 (2004年). “解説“, p. 4. エミネム
    Encore』のアルバム・ノーツ ロッキング・オン.
  2. ^ FCCなどで教育問題に取り組んでおり、その関係でエミネムの歌詞問題をあげた人物。
  3. ^ アメリカの制度で「この作品は未成年者に相応しくない内容があります」という意味。

外部リンク[編集]