セルジ・サンペル – Wikipedia

セルジ・サンペル・モンターニャ(Sergi Samper Montaña, 1995年1月20日 – )は、スペイン・バルセロナ出身のサッカー選手。Jリーグ・ヴィッセル神戸所属。ポジションはミッドフィールダー。

Jリーグでの登録名は「セルジ・サンペール」。

2001年、祖父の勧めにより6歳でFCバルセロナのスクールに入団すると、すぐに能力を評価されユースチームに加入した[1]。その後、各年代でキャプテンを務め、2013年にFCバルセロナBに昇格した[2]。2014年9月17日チャンピオンズリーグのAPOELニコシア戦でトップチームデビューを果たした[3]

2016年7月19日、バルセロナと2019年までの契約を延長したことを発表した。そして、2016-17シーズンよりトップチーム昇格を果たした。背番号は、同じポジションでカンテラの先輩であるセルヒオ・ブスケツがかつて背負った16番に決定した。その後、8月26日にグラナダCFにレンタル移籍が決まった[4]。グラナダではリーグ戦22試合に出場したものの、最下位に沈みセグンダ・ディビシオン降格した。翌シーズン、ラスパルマスにレンタルされるも19位と2シーズン連続で降格の憂き目に遭っている。

2019年3月4日、バルセロナとの契約を解消し、Jリーグに所属するヴィッセル神戸への加入を公言し[5]、3月7日に神戸より正式に発表された[6]。7月3日に行われた天皇杯2回戦・ギラヴァンツ北九州戦でプロ初ゴールを決めた[7]。その後、クラブ初の決勝進出を決め、決勝戦は外国人枠の都合上ベンチ入りは無かったものの、見事にクラブ初のタイトルを獲得した。

2020年シーズンは、開幕戦からスタメンで出場してチームの中心として支えたが、外国人枠の影響によりAFCチャンピオンズリーグに帯同するメンバーには選ばれなかった。

2021年シーズンは、リーグ戦32試合に出場し、古橋亨梧(7月に移籍)のゴールを多くアシストする[8]など守備だけでなく攻撃面でも活躍。チームのACL圏内で神戸のJ1最高順位となるリーグ3位に貢献。

エピソード[編集]

バルセロナ下部組織に在籍中の18歳時に1型糖尿病を発症。以降は血糖コントロールを行いながら選手生活を続けている[9]。2021年10月26日には、1型糖尿病を患いながら競技を続けているプロスポーツ選手同士という縁から、プロ野球・阪神タイガースの岩田稔選手の引退セレモニーにゲスト参加した[10]

年代別のスペイン代表でプレー経験がある。

個人成績[編集]

その他の公式戦

その他の国際公式戦

タイトル[編集]

クラブ[編集]

FCバルセロナ
ヴィッセル神戸

関連項目[編集]

外部リンク[編集]