杉田あきひろ – Wikipedia

杉田 あきひろ (すぎた あきひろ、本名:杉田 光央(読み同じ)、1965年[1]5月4日[2] – )は、日本の歌手、舞台俳優。福井県小浜市出身。身長177cm、体重68kg。血液型はO型。福井県立若狭高等学校を経て慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻を卒業。

1989年、慶應義塾大学在学中にミュージカル、『レ・ミゼラブル』のオーディションに合格し、舞台デビュー。その他、多数の作品に出演する。

1999年4月5日から2003年4月5日までの4年間、『おかあさんといっしょ』にて9代目うたのおにいさんを務めた。共演のうたのおねえさんは18代目のつのだりょうこ(同期就任・同期退任)、たいそうのおにいさんは10代目の佐藤弘道、たいそうのおねえさんは3代目のタリキヨコ(同期就任)。

うたのおにいさん就任中、2000年12月23日発売の『サンデー毎日』において覚醒剤の使用疑惑が報じられた。杉田は発売元の毎日新聞社を相手取って、損害賠償を求める裁判を起こしている。

うたのおにいさんを卒業した後は、ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』にバーチック役で出演。そのほか子供関連を中心に舞台、コンサート、TVなどで活躍。おかあさんといっしょ関連イベント『(ぐーチョコランタン→モノランモノラン→ポコポッテイト)がやってきた!』には、おかあさんといっしょ出演中の2002年から2013年まで11年に渡って参加していた。

2012年頃からはシャンソンライブに活動のメインを置いており、逮捕前に当たる2016年3月まで月に1回のペースで新宿区にあるライブハウス『新巴里』でのライブに参加していた。

2016年4月13日、東京都内で警視庁により、覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕された。取調べに対し本人は、容疑を認めたと報じられた[3]。2016年6月14日に東京地方裁判所で開かれた初公判では、覚醒剤使用を認め、『おかあさんといっしょ』のコンサートツアーのメンバーから降ろされたことが遠因であると説明すると同時に、「今まで携わってきた仕事上の仲間や番組を見ていた子供たち、親御さん、家族にも迷惑をかけてしまったことを反省しています」と述べた[4]。6月20日、懲役1年6月執行猶予3年の判決が言い渡された[5]。年齢は逮捕時の報道では「50歳」[3]、初公判時には「51歳」[4]とされ、それまで1967年生まれと称して芸能活動を行っており、公称年齢を2歳偽っていたことも発覚した[1]

2016年7月19日、フジテレビ系列の情報プレゼンター とくダネ!の取材に応じた模様が放送された。この中で裁判以降の様子が密着取材され、都内の自宅を引き払い、長野県上田市にある長野ダルクで依存症回復プログラムを受ける為に寮生活をしている模様が取り上げられた[6]。2017年1月、杉田の再起を支援したいという松川村職員の発案で、同村内で杉田のコンサートが開かれた[7]。2018年1月10日のフジテレビ系列の「バイキング」に出演した。なお、逮捕報道以降の各種メディア取材においては本名の杉田光央表記で取り上げられているが、歌手活動としては引き続き杉田あきひろ名義で活動している。

2019年6月29日、執行猶予が開けたことに伴い長野ダルクを出所し、その後自身のTwitterを開設する。

2019年9月9日、「ASK認定依存症予防教育アドバイザー」の資格を取得する。

2020年3月1日、厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」に清原和博・高知東生と共に出席。

2021年3月17日、厚生労働省主催『Re-START~みんなで考えよう 依存症のこと』へ高知東生、清原和博、塚本堅ーとともに参加[8]。同イベントにはサプライズゲストとして、『おかあさんといっしょ』で共演したつのだりょうこが登場した[8]。つのだとは5年ぶり(自身の逮捕後は初)の再会となり、不祥事を涙ながらに謝罪した[8]

テレビ番組[編集]

舞台[編集]

おかあさんといっしょファミリーコンサート

応援サイト[編集]

2020年にファンが開設したサイトに杉田自身が許可を出したことから、公式応援サイトとなった[要出典]。インスタグラムも開設されている(いずれも下記外部リンクを参照)。

外部リンク[編集]