駒ケ根駅 – Wikipedia
駒ケ根駅(こまがねえき)は、長野県駒ヶ根市東町にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[2]。
下りの快速「みすず」はこの先各駅に停車する。「みすず」とは別の快速列車岡谷行き(当駅の始発列車)が1本のみ設定されており、停車駅は飯田線の全区間で快速運転を行う上りの「みすず」とほぼ同じである。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅[2]。駅舎は単式ホーム側(1番線)にあり、2・3番線(島式ホーム)とは構内踏切で繋がっている[2]。3番線東側には側線(留置線)が引かれ、電車や保線車両が留置されることがある(夜間滞泊も設定されている)。
伊那市駅管理の簡易委託駅で、駒ヶ根市が業務を受託している。2013年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、自動券売機、JR全線きっぷうりばも設置されていた。駅舎は1980年に改築された鉄筋コンクリート造平屋建てである[6]。
中央アルプスへの登山者が多いことから駅待合室内に登山届のポストがある。
のりば[編集]
駒ヶ岳へのロープウェイ(駒ヶ岳ロープウェイ)乗車駅であるしらび平駅や駒ヶ根高原へ向かうバスが駅前から発着している[2]ほか、駒ヶ根市循環バス乗り場、タクシー乗り場がある。
駒ヶ根市の中心駅[2]であり、駅の西側に商店街が広がっており、徒歩で10分内の範囲に駒ヶ根郵便局、八十二銀行駒ヶ根支店、アルプス中央信用金庫赤穂営業部などの金融機関もある。駅の東側に隣接してAコープ駒ヶ根店がある。当駅から延びる「すずらん通り」を500mほど西に向かうと、駒ヶ根市総合文化センター(駒ヶ根市立図書館、駒ヶ根市立博物館)等の文化施設がある。
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駒ケ根駅前 バス停留所[編集]
かつては市内を循環するバスのために2番と3番の乗り場もあったが、循環バスの廃止によりなくなった。
- 1番のりば
- 2番のりば (廃止)
- 3番のりば
- 竜東地域振興バス (廃止)
- 大曽根線、原・中曽倉・本曽倉線、永見山・丸山線、東伊那循環線
- 竜東地域振興バス (廃止)
なお、高速バスの駒ヶ根バスターミナルは駅西側の国道153号沿い、駒ヶ根商工会館の1階にある。
利用状況[編集]
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1997 | 1056 |
1998 | 978 |
1999 | 970 |
2000 | 987 |
2001 | 900 |
2002 | 858 |
2003 | 725 |
2004 | 714 |
2005 | |
2006 | |
2007 | 633[2] |
2008 | |
2009 | 544[2] |
2010 | 566 |
2011 | 568 |
2012 | 567 |
2013 | 560 |
2014 | 553 |
2015 | 549 |
2016 | 552 |
2017 | 526 |
2018 | 505 |
- かつては駅弁として山菜茶めし、幕の内弁当が販売されていたが、2006年12月に終了した。
- 2013年に簡易委託駅となった事により自動券売機は撤去された。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CD 飯田線
- ■快速(「みすず」含む)
- 小町屋駅 – 駒ケ根駅 – (一部大田切駅) – 宮田駅
- ■普通
- 小町屋駅 – 駒ケ根駅 – 大田切駅
- ■快速(「みすず」含む)
注釈[編集]
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
- ^ 2021年3月改正ダイヤでは、9:03発伊那松島行き普通のみ使用[12]。
出典[編集]
参考文献[編集]
- 曽根悟(監修)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。
関連項目[編集]
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