国道43号 – Wikipedia
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。出典検索?: “国道43号” – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年8月) 国道43号(こくどう43ごう)は、大阪府大阪市西成区から兵庫県神戸市灘区に至る一般国道である。 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町(2019年8月) 大阪 – 神戸間の交通インフラの一翼を担う道路で、国道2号、阪急神戸本線、阪神本線、JR西日本東海道本線などと並走する。大阪市西淀川区出来島2丁目以西は全区間阪神高速3号神戸線が真上を通り、阪神高速17号西大阪線の全区間はこの国道43号と並行に経路をとる。尼崎 – 西宮間は往時の中国街道(中国路、浜街道)と、西宮 – 神戸間は西国浜街道および明治・大正時代の国道[2]とほぼ重なる区間をとっている。 かつて高度経済成長期に増え続けた自動車交通量が深刻な大気汚染を引き起こし、西淀川公害訴訟では自動車排気ガスの健康被害が初めて認められた。これを受けて、速度規制、逆位相による防音措置、多数のオービス設置などの処置が施された。 西淀川公害訴訟の結果に加え、1995年(平成7年)の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の被災・復興も兼ねて国道43号は広域防災帯に位置づけられ、両側車線数削減を実施し用地買収がなされている。このため、開通当時は片側5車線だったが、その後緑地帯の追加措置で片側4車線となり、震災後は阪神高速湾岸線へ交通移動も考慮し片側3車線となっている。さらに歩道を挟んで外側に、緑地が確保されている場所もある。また、西淀川公害訴訟の原告団は、時間帯を区切る形での罰則付きでの大型車規制を盛り込んだルールの制定を求めていたが、同訴訟の和解内容に盛り込まれていなかったことや、原告の高齢化などの事情で断念し、「環境レーン」を設ける形で、罰則無しでの規制を実施し、通行禁止を事実上断念することになった[3]。
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