中濃 – Wikipedia
この項目では、岐阜県の中濃地域について説明しています。ソースの一種の中濃ソースについては「ウスターソース」をご覧ください。 地図上青色の地域が中濃(濃色が市部、淡色が郡部) 中濃(ちゅうのう)は、岐阜県中南部(美濃国中部)の地域の総称である。 同じ岐阜県の地域名である西濃や東濃等と比べて、その地域の範囲は不明瞭な点があるが、ここでは美濃国を4分割した場合を示す。他の分割の例は、西濃を参照のこと。 関市、美濃市、美濃加茂市、可児市、郡上市の5市と、加茂郡(坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村)、可児郡(御嵩町)の2郡7町1村で構成されている。 郡上市を「北濃」として区分されており、岐阜県内では奥美濃と呼ばれている。 南西部に平野が広がるが、他は山間部である。 大きく川の流域で分かれ、長良川沿いの関市、美濃市、郡上市。木曽川の南岸の可児市、可児郡。木曽川北岸及び飛騨川沿いの美濃加茂市、加茂郡となる。 可児市、可児郡、美濃加茂市、加茂郡を可茂地区と呼ぶ場合も多い。また、岐阜県立高校の全日制普通科の学区撤廃前、可茂地区を除く地域は「美濃学区」とされた。 気候は、大部分は太平洋側気候だが、一部地域は日本海側気候または中央高地式気候で、全域で内陸性気候を併せ持つ。地域によっては豪雪地帯もある。 岐阜新聞では、可児市と可児郡の地域の記事は、東濃地域版と中濃地域版の両方に同じ物が記載されている。可児市にある可児支局の連絡先は、東濃地域版、中濃地域版どちらにも記載されている。 人口358,657人、面積2,454.26km²、人口密度146人/km²。(2022年3月1日、推計人口)。関市と可児市がそれぞれ約10万人。 農業・・・平野部は田園地帯が多いが、山間部は林業が多い。美濃加茂市の梨、葡萄、柿や、関市(旧洞戸村)のキウィフルーツ等、果実栽培も盛ん。 伝統産業・・・関市の刃物。美濃市の和紙。郡上市の郡上本染。 工業・・・関市、美濃加茂市、可児市、坂祝町にて製造業が盛ん。代表的なのとして(本社がある会社)貝印、パジェロ製造等。郡上市は食品サンプルの製造が盛ん。 道路[編集] バス[編集] 鉄道[編集] JR高山本線、JR太多線、名古屋鉄道広見線、長良川鉄道越美南線 かつては、名古屋鉄道美濃町線、八百津線があったが、廃止された。
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