漆原侑来 – Wikipedia

before-content-x4

漆原 侑来(うるしばら ゆら)は、日本の漫画家[1]。漆原はカバが好きなため、自画像はカバである[1]

高校時代に「環境が少し特殊」だったことにより、「イケメンを描くのが好き」になる[1]。その後美容師になるも、漆原は「人前に出ることが苦手」なため、美容師は向いていないと考えて辞める[1]。23歳、24歳くらいの時に中村明日美子の漫画を読んだことがきっかけで、ボーイズラブのジャンルを好むようになる[1]。漆原によると、目の描き方は中村の影響を受けている[1]

『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に掲載されているヤンキー漫画が好きだった漆原は、秋田書店には怖いイメージを抱いていたが、思い切って同誌に持ち込みをしようと考える[2][1]。特に好きな作品として高橋ヒロシの『クローズ』と『WORST』、平川哲弘の『クローバー』、小沢としおの『ナンバMG5』と『ナンバデッドエンド』を挙げている[1]。持ち込まれた原稿のクオリティが高かったため、担当編集者は驚いたという[1]

その持ち込みがきっかけとなり[1]、2020年6月に『週刊少年チャンピオン』28号より、「鬼の血を引く少年」と桃太郎の子孫の戦いを描いた『桃源暗鬼』の連載を開始[3][4]。同作が漆原の同誌初登場作品となる[3]。同作はTikTokで紹介されたことがきっかけとなり、SNSで話題となった[1]

「イケメンをたくさん描きたい」と漆原が考えているため、イケメンなキャラクターが作中に多く登場する[1]。『桃源暗鬼』の蓬のペン入れがきっかけとなり、漆原がムチムチに目覚めたため、女の子の登場人物は「ムチムチとした体格」で描かれている[1]

漫画制作[編集]

2021年6月の時点では、1日半くらいでネームを切り、「残りの全てを作画に費やしているような状態」で漫画を制作[1]。「絵のクオリティは下げられない」との想いから、絵に力が入れられている[1]。アシスタントは2人体制で、大きなページや背景はアシスタントに任せている[1]。漆原の場合、「コマ割りを小さくすると不安に」なるため、ネームの段階で大きくコマを取り、打ち合わせの際にコマの分割が提案されるという[1]

作品リスト[編集]

連載[編集]

その他[編集]

  • 刃牙シリーズ30周年記念企画お祝いイラスト(『週刊少年チャンピオン』2021年44号[5]

外部リンク[編集]

after-content-x4


after-content-x4