桑原瑛子 – Wikipedia
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桑原 瑛子 くわばら えいこ |
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生誕 | 日本・山口県宇部市 |
学歴 | 国立音楽大学 |
ジャンル | 声楽(ソプラノ) |
職業 | 声楽家 |
桑原 瑛子(くわばら えいこ)は、日本の声楽家。
山口県宇部市出身。国立音楽大学首席卒業後、声楽家として活動し武岡賞を受賞する。三隅洋子、田島好一、渡辺高之助、疋田生次郎に師事し、国立ミラノ音楽院に留学した。1947年(昭和22年)作曲家の團伊玖磨と結婚し、1948年(昭和23年)に長男團名保紀が誕生する。1950年(昭和25年)伊玖磨と協議離婚した。
1958年(昭和33年)、日比谷公会堂での藤原歌劇団創立25周年公演で、藤原義江らとジャコモ・プッチーニ作曲オペラ「トスカ」を主演したのが、戦後我が国の”原語(イタリア語)上演事始め”という。
イタリアに於いてマリア・カラスの師であるエルヴィラ・デ・イダルゴのもとでベルカント唱法を学ぶ。イタリアのカリアリや北京でのコンサートに出演し、東京ではイイノホール、紀尾井ホール、日本大学カザルスホールでリサイタルを開いた。CDでは「溝上日出夫歌曲集」「中原中也生誕90年・没後60年メモリアル復活・スルヤ演奏会’97」をリリースした。
日本各地にてリサイタルを開き、1989年(平成元年)3月には北京でリサイタルを開く。また、同年7月、カリアリで日本歌曲によるコンサートを、1991年(平成3年)にはピョンヤンでリサイタルを開いた。1996年(平成8年)に溝上日出夫歌曲集CD録音及び完成コンサートで演奏、同年ホセ・カレーラスの伴奏者ロレンツォ・バヴァーイをイタリアより招聘、ジョイントリサイタルを開き好評を博した。
審査員・会員歴[編集]
- イタリア声楽コンコルソ審査員
- 日本クラシック音楽コンクール審査員
- 二期会会員
主な受賞歴[編集]
- 1974年 – 第5回イタリア声楽コンコルソ 第1位ミラノ大賞受賞(国立音楽大学3年在学時)
- 1980年 – 第49回日本音楽コンクール声楽部門 第2位
主な演奏歴[編集]
オペラ[編集]
- 『魔笛』『夜の女王』- パミーナ
- 『ランメルムールのルチア』- ルチア
- 『リゴレット』- ジルダ
- 『ラ・ポエーム』- ムゼッタ
- 『ナクソス島のアリアドネ』- ツェルビネッタ
コンサート(独唱)[編集]
- 『戴冠ミサ』『レクィエム』『荘厳ミサ』- モーツァルト
- 『第九交響曲』- ベートーヴェン
- 『ミサ曲』- メンデルスゾーン
- 『カルミナ, ブラーナ』- オルフ
- 『ソラネル』- グノー
- 『グローリア』『スタバトマーテル』- プーランク
- 『レクィエム』- フォーレ
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