小室広佐子 – Wikipedia

小室 広佐子(こむろ ひさこ、1956年[1] – )は、日本のマスメディア研究者、社会情報学者、元NHKニュースキャスター、東京国際大学教授、国際関係学部長、副学長[2]

東京大学教養学部国際関係学分科を卒業後、同教育学部学校教育学科に学んで卒業し、さらに同大学院人文社会学研究科社会情報学専攻を修了した(社会情報学修士)[2][3]

日本放送協会 (NHK) の報道番組キャスター、リポーターとして、NHK衛星第1テレビ (BS1)『ワールドニュース』などに出演し、東京のほか、ロンドン支局、欧州総局(パリ)に勤務した[2][3]

2002年、東京国際大学国際関係学部国際メディア学科助教授に転じ[3]、社会情報学などを講じるようになった[4]。東京国際大学では、フジテレビ出身の露木茂と同僚であった[4]

その後、准教授を経て[3]、教授に昇任し、国際関係学部長となったが[2]、その後さらに所属学部が言語コミュニケーション学部に移り、
言語コミュニケーション学部長、副学長となった[5]

学外でも、数多くの公的審議会、委員会等に参加しており、日本私立大学協会国際交流部委員会、財務省関税等不服調査委員会、気象庁業務評価委員、内閣府中央防災会議委員などを務めている[2]

おもな著書[編集]

共著[編集]

  • (日比野正明、岡本幸雄との共著)国際社会の動向と日本、玉川大学出版部、1999年
  • (柏倉康夫、萩野弘巳との共著)マスメディア論、放送大学教育振興会、2003年
  • (柏倉康夫、佐藤卓己との共著)日本のマスメディア、放送大学教育振興会、2007年
  1. ^ Author: 小室, 広佐子(1956-)”. 静岡大学附属図書館. 2020年10月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e 小室 広佐子 – Researchmap
  3. ^ a b c d 第2部 パネルディスカッション 「”デジタルネイティブ” がテレビを変える!〜テレビ近未来への提言〜」 (PDF)”. 放送倫理・番組向上機構. 2020年10月22日閲覧。
  4. ^ a b 高めよ 深めよ 大学広報力〈38〉 こうやって変革した 「古葉・前田効果」は絶大 野球とサッカー国際人養成にも一役買う 東京国際大学”. 日本私立大学協会. 2020年10月22日閲覧。 – 初出は、『教育学術新聞』平成21年7月 第2366号(7月8日)
  5. ^ 役職者”. 東京国際大学. 2020年10月22日閲覧。

外部リンク[編集]