村山謙太 – Wikipedia
村山 謙太(むらやま けんた、1993年2月23日 – )は、宮城県出身の陸上競技選手。専門は長距離種目。明成高等学校、駒澤大学経済学部経済学科卒業、旭化成陸上部所属。
同チームに所属していた村山紘太は双子の弟である。
人物・経歴[編集]
- 高校3年時に10000m高校歴代3位となるタイムをマーク。
- 2011年の日本学生陸上競技対校選手権大会5000mにおいて、1年生ながら優勝を果たす。
- 2013年の全日本大学駅伝4区で区間記録を5年ぶりに更新し、優勝に貢献した。
- 丸亀国際ハーフマラソンで日本人学生新記録(日本歴代3位〈当時〉)を樹立[1]。
- 2014年の関東学生陸上競技対校選手権大会2部10000mで優勝し、1部10000mで優勝した弟とのダブル優勝となった。
- 2014年に行われた全日本大学駅伝1区で弟の村山紘太と対決して中継所まで激しいスパート合戦を繰り広げる。タイム差なしの同着ながら区間賞を獲得した[2]。
- 2015年1月2日、箱根駅伝では、弟紘太も2区を走ることになり、史上初の花の2区での双子対決となり注目が集まった。
- 2015年卒の選手として、明大の大六野秀畝と共に学生三大駅伝フル出場を果たした。
- 2015年5月9日ゴールデンゲームズinのべおか 男子10000mで日本歴代6位となるタイムで北京世界陸上 参加標準(27分45秒00)を突破した。
- 世界陸上代表を狙って出場した第99回日本選手権10000mでは11位に沈む。しかし、4月の第63回兵庫リレーカーニバルで日本人1位になり選考基準を満たしていたため世界陸上代表に内定した。村山紘太と揃って双子での代表内定となった。
- 2015年8月、2015年世界陸上競技選手権大会 北京大会10000mに出場。29分50秒22で22位となった。
- 2016年1月、初の全日本実業団対抗駅伝競走大会で各チームが出揃う花の4区で、1時間04分11秒で区間10位でチーム順位も、4つ上げ、エースの役割を果たした。
- 2016年2月、東京マラソン でマラソンデビュー。日本人でただ一人、海外選手のハイペースに食らいついたが、序盤で足のまめがつぶれ出血した影響もあり、終盤大きく失速。全体の30位に終わった[3]。
- 第61回、62回全日本実業団対抗駅伝競走大会においては、いずれも5区で区間賞を獲得し、チームを連続優勝へと導いている。
成績・記録[編集]
主な戦績[編集]
マラソン全成績[編集]
大学駅伝戦績[編集]
学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
---|---|---|---|
1年生 (2011年度) |
第23回 1区-区間13位 23分54秒 |
第43回 2区-区間3位 38分23秒 |
第88回 2区-区間9位 1時間09分04秒 |
2年生 (2012年度) |
第24回 2区-区間9位 17分27秒 |
第44回 2区-区間4位 38分04秒 |
第89回 5区-区間8位 1時間24分25秒 |
3年生 (2013年度) |
第25回 3区-区間賞 22分36秒 (区間新) |
第45回 4区-区間賞 39分24秒 (区間新) |
第90回 2区-区間2位 1時間08分27秒 |
4年生 (2014年度) |
第26回 3区エントリー 大会中止 |
第46回 1区-区間賞 42分58秒 |
第91回 2区-区間4位 1時間07分46秒 |
実業団駅伝戦績[編集]
年度 | 大会 | 区間 | 区間順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 (入社1年目) |
第52回九州実業団対抗毎日駅伝大会 | 7区 | 区間賞 | 41分59秒 | 旭化成優勝 |
第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 4区 | 区間10位 | 1時間04分11秒 | 旭化成7位 | |
2016年度 (入社2年目) |
第53回九州実業団対抗毎日駅伝大会 | 3区 | 区間3位 | 37分46秒 | 旭化成2位 |
第61回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 5区 | 区間賞 | 46分36秒 | 旭化成優勝 | |
2017年度 (入社3年目) |
第54回九州実業団対抗毎日駅伝大会 | 5区 | 区間8位 | 41分41秒 | Bチーム(オープン) より出場 |
第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 5区 | 区間賞 | 47分09秒 | 旭化成優勝 | |
2018年度 (入社4年目) |
第55回九州実業団対抗毎日駅伝大会 | 5区 | 区間6位 | 38分50秒 | 旭化成優勝 |
第63回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 5区 | 区間2位 | 46分13秒 | 旭化成優勝 | |
2019年度 (入社5年目) |
第56回九州実業団対抗毎日駅伝大会 | 旭化成優勝 | |||
第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 5区 | 区間賞 | 45分44秒 | 旭化成優勝 | |
2020年度 (入社6年目) |
第57回九州実業団対抗毎日駅伝大会 | 4区 | 区間賞 | 28分18秒 | 旭化成優勝 |
第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 5区 | 区間4位 | 46分56秒 | 旭化成3位 |
自己記録[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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