ジョン・グッドイナフ – Wikipedia

ジョン・B・グッドイナフ(英: John Bannister Goodenough, 1922年7月25日 – )はアメリカ合衆国の固体物理学者。テキサス大学オースティン校教授(機械工学、材料科学)。リチウムイオン二次電池開発の第一人者として知られるほか、金森順次郎と共にグッドイナフ-金森則(Goodenough-Kanamori rules)を発見した。

父親のアーウィン・グッドイナフはイェール大学の宗教学者。ヴァイマル共和政時代のドイツ国イェーナで生まれ、アメリカ合衆国コネチカット州のニューヘイブン近郊で育つ。イェール大学で数学を専攻し、1944年に卒業。第二次世界大戦後に軍隊に召集され、除隊後、シカゴ大学大学院に進学。1952年に物理学の博士号を取得した。

2019年、リチウムイオン二次電池開発の功績により、スタンリー・ウィッティンガム、吉野彰と共にノーベル化学賞を受賞[1]。97歳での受賞はノーベル賞史上最高齢であった[2]

  1. ^ The Nobel Prize in Chemistry 2019
  2. ^ 97歳のグッドイナフ教授、最高齢のノーベル賞受賞者に” (日本語). CNN.co.jp. 2020年2月4日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]