石川県道25号金沢美川小松線 – Wikipedia

石川県道25号金沢美川小松線(いしかわけんどう25ごう かなざわみかわこまつせん)とは、石川県金沢市から小松市を結ぶ県道(主要地方道)である。

起点の金沢市野町広小路交差点から西へ進み、松島北交差点を経て、海浜公園口交差点で南に折れる。その後、海岸線と平行するように、金沢市安原地区、打木町の砂丘地の裾を通り、白山市内に入る。その後も、海岸線と平行するように進み、北陸自動車道徳光PA(ハイウェイオアシス)や、美川IC前、同市美川地区を経て、能美市根上地区に入る。根上地区の中心部を抜け、小松市に入り、小松IC前を通って、同市城南町西交差点で国道360号と接続、東に折れ国道と重複する。そのまま、小松市内中心部に入り、細工町交差点で南に折れ国道と別れる。JR北陸本線小松駅前を通り、立体駐車場前交差点で東に曲り、北陸本線をくぐる。その後も東に進み、終点の沖町交差点で国道305号と交差する。

起点の野町広小路交差点から松島北交差点までは、「西インター大通り」と呼ばれる片側2車線の道になっており、金沢市中心部と金沢西インターチェンジを結ぶ役割をしている。
また、金沢市野田地区と金沢市専光寺地区を一本の道路で貫いている形状から、「野田専光寺線」とも呼ばれており、愛称として市民からは「県道25号」、「西インター大通り」よりも浸透している。

金沢市専光寺町から白山市倉部町にかけては、この県道25号線より海側の砂丘上に「しおさいロード」と呼ばれる片側1車線の道が平行して整備されており、同地域内で所々幅員が狭くなる県道25号線のバイパス的な役割をしている。

金沢市専光寺町から小松市安宅町にかけては、この県道25号に平行し海岸線に沿って走る石川県道294号金沢小松自転車道線がある。

路線データ[編集]

  • 不明(1970年頃):開通。
  • 1972年(昭和47年)3月21日:現路線と現・石川県道20号小松加賀線とを合わせた区間を「金沢小松加賀線」として認定。
  • 1982年(昭和57年)10月5日:「金沢小松加賀線」を廃止。廃止区間を分割した現路線を認定。
  • 1993年(平成5年)5月11日 – 建設省から、県道金沢美川小松線が金沢美川小松線として主要地方道に指定される[1]
  • 2008年(平成20年)4月1日:石川県内の路線名変更実施に伴い、国道360号だった小松市沖町交差点 – 小松市立高校前交差点も認定され、終点が小松市立高校前交差点に移動。
  • 2009年(平成21年)11月17日:小松市沖町交差点 – 小松市立高校前交差点を除外。これにより終点が小松市沖町交差点に戻る。
  • 不明:金沢市二塚交番前交差点 – 北塚交差点までを認定。

路線状況[編集]

重複区間[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

沿線にある施設など[編集]

参考文献[編集]

  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年
  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年
  • 西インター大通り(金沢市)

関連項目[編集]