雲嶺 – Wikipedia
雲嶺(うんれい)とは、中国西南部を横断する山脈である。この山脈は、横断山脈に属する山脈の中でも最も幅が広く、最も面積が広く分布している山脈である。世界遺産三江併流の構成資産に含まれる。 目次 1 概要 2 標高 3 気候 4 その他 5 参考文献 6 脚注 四川省とチベット自治区北部は、2つの緩やかな高原でできている。その間に金沙江が流れている。 西側の山地を芒康山、東側の山地を沙魯里山と呼び、山体は迪慶西蔵族自治州北部から雲南省に入っているので両列を合わせて「雲嶺」と呼ぶ。 雲南省徳欽県東南部から山脈は3列に分かれており、西側に瀾滄江、東側に支巴洛河、臘普河渓谷がある。北は幅が狭く南に下るほど幅が広くなっている。このあたりの地層は主に中生代にできた紅色をした岩で構成された地層でできている。 この山地の標高は3000メートル前後で、最高峰は白馬雪山の標高5429mで、清水郎山、雪盤山などの有名な山がある。また、如雲龍ダム、蘭坪ダム、維西ダムなどの堰堤がある。 北に分岐する金沙河渓谷は、南に向かって剣川の広い谷を経て玉龍納西族自治県石鼓鎮、大理付近まで麗江地区西部および、大理白族自治州中西部の山地で、地層は古生代、中生代にできた紅色の岩の地層でできている。 山地の標高は北部4500m前後、南部で標高3000m前後になっている。最高峰は、察里雪山の標高5534mで甲午雪山、老君山、羅坪山、点蒼山などの有名な山がある。
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