バチェラー・ジャパン – Wikipedia

バチェラー・ジャパン』(The Bachelor Japan)は、Amazonプライム・ビデオにて配信されている日本の恋愛リアリティ番組。

本項では2020年10月9日より配信がスタートしたバチェラーにあたる人物と参加者となる人物の性別が逆転した『バチェロレッテ・ジャパン』(The Bachelorette Japan)についても取り扱う。

2002年に全米にて『The Bachelor』の原題で放送が開始された、人気恋愛リアリティ番組の日本版である。放送開始時点でアメリカではすでに20シーズンが制作され、全世界225か国以上でも放送されている。40か国以上で撮影され、30か国以上の国でローカル版が制作されるなど、数あるリアリティ番組の中で最も国際的で実績のある人気シリーズとなっている。『バチェラー・ジャパン』(The Bachelor Japan)のタイトルで初めて日本ローカル版として製作され、Amazon、ワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクション(WBITVP)、YDクリエイション[1]が共同制作として名を連ねる[2]

司会進行役は坂東工[3]。シーズン2以降では、タレントの今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、指原莉乃が番組ナビゲーターとして参加している[4]

2017年2月17日よりシーズン1の配信がスタートし、2018年5月25日よりシーズン2の配信が、2019年9月13日よりシーズン3の配信がスタートした。2021年11月25日よりシーズン4の配信が開始された。また、2020年には参加者の性別が逆転した「バチェロレッテ・ジャパン」が放送開始した[5]。2022年夏にシーズン2の配信が決定したことが同年3月に発表された[6]

恋愛リアリティ番組好きの女性層はもちろん、芸能界にも番組のファンが多く、上記のコメンテーター以外にも、ナインティナイン、柳原可奈子、横澤夏子、高橋真麻、きゃりーぱみゅぱみゅ、長谷川忍(シソンヌ)、井上裕介(NON STYLE)、やついいちろう(エレキコミック)、さくら剛、大村朋宏(トータルテンボス) などが視聴していることを、自身のラジオ番組やTwitterなどにて語っている。

ハンサムで社会的地位を確立している才色兼備の独身男性又は独身女性(バチェラー又はバチェロレッテ)の元に集まった25名の独身異性たち(シーズン2では、20名)が、バチェラー又はバチェロレッテの心を勝ち取るためにゴージャスでロマンチックなデートをしながら過酷なバトルを繰り広げていく[7]

運命の相手となる最後の一人の異性が残るまで、1つのエピソードで用意されたバラの数だけ異性たちが勝ち残っていく。

なお、元となるアメリカ版とは違い、性行為は別居生活によって全く許されず、バチェロレッテ・ジャパンではキスでもルール違反となる。

主な内容[編集]

ローズセレモニー[編集]

「バチェラー」の中で最も重要なイベント。各エピソードの最後に必ず行われるローズセレモニーでは、一定数のバラが用意されており、バチェラーが残ってほしいと思った女性の名前を一人一人呼び、バラを手渡していく。バラを受け取ることができなかった女性たちは、その場でバチェラーと残ったメンバーに別れを告げ、直ぐに帰宅しなくてはならない[8]

サプライズローズ[編集]

デートの最中に、バチェラーからもらうことができるサプライズローズ。サプライズローズを受け取った女性は、そのエピソードの終わりに行われるローズセレモニーに、すでにローズを受け取った状態(勝ち抜け)で参加することができる。また、エピソード1のパーティーでは、バチェラーが初対面で最も気に入った女性に渡す1本目の「ファーストインプレッションローズ」を受け取ることができる[8]

デート[編集]

バチェラーとゴージャスな体験を楽しむことができるデートであり、エピソードごとに何回かのデートが行われる。女性たちの元に、司会MCがやってくるとその日のデート内容が発表される。デートには、1on1のツーショットデート、数名の女性たちが参加できるグループデートが主である。参加者の名前は、通常、デートの直前、サプライズ的に発表される。デートに呼ばれなかった女性たちは、女性たちが共同で過ごす家やホテルで待機しなければならない[9]

2 on 1 デート[編集]

デートの中でも最も過酷と言われており、指名された女性2人がデートに参加する。二人の女性とデートを終えたバチェラーは、その場でどちらの女性かを選び、選ばれなかった女性は即帰宅することとなる[10]

レッドカーペット[編集]

シーズンが開始される最初のエピソードで行われる。参加女性全員が、一人一人リムジンで登場し、バチェラーと初めての対面を果たす。バチェラーにファーストインプレッションを残す重要なチャンスでもある[11]

カクテルパーティー[編集]

各エピソードの最後に参加女性と、バチェラーが一緒に過ごすパーティー。パーティ中に設けられる2ショットタイムでは、バチェラーと二人きりの時間を過ごすことができる。2ショットタイムは、バチェラーが自ら女性を誘う場合と、女性がバチェラーに声をかける場合の2パターンがあり、バチェラーと女性の駆け引き、女性同士が牽制と邪魔をし合う本番組の見どころの一つ。司会MCがやってきて鐘を鳴らした時点でパーティーは終了[9]

「女性陣暴露大会編」[編集]

ファイナルエピソードが配信される前に配信されるスタジオトーク特別番組。バチェラーに別れを告げた女性たちが一堂に再集結し、バチェラーとの恋の駆け引きや、女性同士のバトルなど、裏エピソードを暴露し、番組ナビゲーターとともに振り返る[12]

「その後の二人編」[編集]

ファイナルエピソード終了後に配信されるスタジオトーク特別番組。バチェラーに別れを告げた女性たちに加え、ファイナルエピソードで別れを告げることになった女性が登場し、バチェラーとの裏話を暴露する。番組の最後には、カップルとなった二人が登場して、その後の二人の近況を報告する[12]

放送リスト[編集]

シーズン1[編集]

バチェラー[編集]

  • 久保裕丈:初代バチェラー
    • 1981年生まれ。東京大学大学院修了。ミューズコー株式会社設立。2015年にミューズコーを売却する。性格は優しくて温和。趣味は、ボクシングなど。

女性参加者[編集]

25名の女性が参加[15]

スタジオ進行[編集]

シーズン2[編集]

バチェラー[編集]

女性参加者[編集]

20名の女性が参加[17]

  • 右手愛美:元ピチレモンモデル。バチェラー2配信日には、妊娠が発覚。小柳津とは別の男性との子供であると報告。参加中に交際していた事は否定している。

スタジオ進行[編集]

シーズン3[編集]

バチェラー[編集]

  • 友永真也:シーズン3バチェラー
    • 1987年生まれ、兵庫出身。中学・高校時代をフランスで過ごし、帰国後甲南大学経営学部卒業。2015年に起業し、貿易業を営んでいる[18][19]

女性参加者[編集]

20名の女性が参加

スタジオ進行[編集]

  • 今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、指原莉乃

バチェロレッテ・ジャパン シーズン1[編集]

バチェロレッテ[編集]

男性参加者[編集]

17人の男性が参加[20]

スタジオ進行[編集]

スタッフ[編集]

シーズン1[編集]

  • プロデューサー 飯島章夫、仲良平、菊井徳明、鳥澤晋、橋本淳司、篠田学、楠本直樹

シーズン2[編集]

クレジットなし

シーズン3[編集]

  • ディレクター 菊井徳明、松本真、才藤仁
  • プロデューサー 村本陽介、飯島章夫、鳥澤晋

バチェロレッテ・ジャパン シーズン1[編集]

  • ディレクター 松本真、野中和哉
  • プロデューサー 村本陽介、飯島章夫、鳥澤晋

外部リンク[編集]