日鉄ドラム – Wikipedia

日鉄ドラム株式会社(にってつドラム、英文社名 NIPPON STEEL DRUM CO.,LTD.)は、日本製鉄グループのドラム缶メーカーである。

大手鉄鋼メーカーの日本製鉄が全額出資する子会社である。鋼製ドラム缶の製造を主体に、非鋼性容器(コンテナ)の製造、液体充填機・ドラム缶製造設備などの機械類の設計・製造を行う。かつて東証2部に上場していたが、2007年に株式交換により新日本製鐵(当時)の完全子会社となり、上場廃止された。

本社は東京都江東区亀戸一丁目にあり、大阪市と名古屋市に支店を構える。製造拠点は千葉工場(千葉県市原市)・相模原工場(神奈川県相模原市)・名古屋工場(愛知県東海市)・大阪工場(大阪府泉大津市)の4か所。

  • 1934年(昭和9年)10月2日 – 株式会社日本ドラム罐製作所として設立。
  • 1959年(昭和34年)4月 – 相模原工場新設。
  • 1960年(昭和35年)6月 – 八幡製鐵(新日本製鐵の前身)が資本参加。
  • 1964年(昭和39年)4月 – 日本ドラム罐製作所が八幡製鐵の子会社となる。東海ドラム株式会社設立。
  • 1968年(昭和43年)4月 – 関西ドラム株式会社設立。
  • 1968年(昭和43年)8月 – 東海ドラムに富士製鐵(新日本製鐵の前身)が資本参加。
  • 1968年(昭和43年)10月 – 日本ドラム罐製作所、千葉工場新設。
  • 1973年(昭和48年)4月 – 東海ドラムが関西ドラムを吸収合併し、製鐵ドラム株式会社に商号変更。
  • 1974年(昭和49年)10月1日 – 日本ドラム罐製作所が製鐵ドラムを吸収合併し、日鐵ドラム株式會社に商号変更。
  • 1995年(平成7年)9月25日 – 東京証券取引所第2部に上場。
  • 1998年(平成10年)12月1日 – 日鉄ドラムテクノを設立。
  • 2007年(平成19年)7月25日 – 上場廃止。
  • 2007年(平成19年)7月31日 – 株式交換により、新日本製鐵の完全子会社となる。
  • 2012年(平成24年)10月1日 – 新日鐵住金の発足に伴い、日鉄住金ドラム株式会社に社名変更。
  • 2019年(平成31年)4月1日 – 親会社の社名変更に伴い、日鉄ドラム株式会社に商号変更[2]
  • 山陽ドラム缶工業株式会社 – 岡山県倉敷市に拠点を置き、ドラム缶を製造する。完全子会社。
  • エヌデー企業株式会社 – 不動産事業(オフィスビルの賃貸など)や商事事業を担当。完全子会社。
  • 日鉄ドラムテクノ株式会社 – 充填機やドラム缶製造設備の設計・製造を行う。

外部リンク[編集]