日本計量振興協会 – Wikipedia

一般社団法人日本計量振興協会(にほんけいりょうしんこうきょうかい、Japan Association for Meteorology Promotion[1])は、計量士で構成された一般社団法人[信頼性要検証]。略称は日計振JAMP[1]。2000年(平成12年)4月1日に日本計量協会、計量管理協会、日本計量士会が統合し、設立された[要出典]。計量記念日である11月1日には、小学生向けの「何でもはかってみようコンテスト」を開催している[2][3][4]。2019年現在、機関誌として『計量ジャーナル』と『計測標準と計量管理』を発行し[5]、普及広報誌として『計量のひろば』も発刊している[4]。東京都新宿区納戸町25-1にある日本計量会館に事務所を構える[6][注釈 1]

出版

『計量ジャーナル』は1981年から[7]、『計測標準と計量管理』は2005年からの刊行[8]であるが、後者は前進の『計量管理』も含めて1952年から続いている[9][5]。普及広報誌として『計量のひろば』も発刊している[4]

何でもはかってみようコンテスト

2005年から小学生向けの「何でもはかってみようコンテスト」が開催されており[2][3][4]、主催は計量記念日組織委員会であるが、事務局は日本計量振興協会内に置かれている[10]。夏休みの自由研究で取り組むことを想定しており、応募締切は9月上旬である[10]。計量記念日である11月1日に開催される計量記念日全国大会で表彰が行われる[2]。2009年度では応募87点に対し、最優秀作品1点、優秀作品2点、特別賞1点、奨励賞14点が表彰されており[2]、2018年は最優秀作品1点、優秀作品3点、奨励賞10点程度とされていた[10]。表彰は計量記念日組織委員会の委員長名義で行われる[11]

表彰された事例として、最優秀作品賞に「かみの毛の本数を測る」(2009年、小田原市立芦子小学校、6年生)[2]があり、優秀作品賞としては、「ビタミンCの検出実験」(2017年、富山大学人間発達科学部附属小学校、6年生)[11]や、「いろんなはっぱの大きさと重さを測ろう」(2018年、熊取町立西小学校、4年生)[12]、「すず虫はビバルディがおすき?」(2009年、つくば市立二の宮小学校、3年生)、「水のすいあげと関係の大きいのは何か?」(2009年、福島市立福島第三小学校、5年生)[2]などがある。

その他の活動

1981年の日本計量協会の頃には、日本計量史学会に設置された「計量史資料調査委員会」にも協力した[13]。2008年には競輪とオートレースの補助金を受けて計量士の教育や計量・トレーサビリティの普及・教育を推進する事業も展開した[14]

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 同館には日本計量機器工業連合会や日本計量史学会、日本硝子計量器工業協同組合も同居している[6]

出典

外部リンク

(関連動画)