福岡スポーツセンター – Wikipedia

福岡スポーツセンター
Fukuoka Sports Center
[[File: 

|280px]]

施設情報
正式名称 福岡スポーツセンター
用途 スポーツ大会、各種イベント
事業主体 西日本鉄道
管理運営 株式会社福岡スポーツセンター
竣工 1955年
所在地 福岡県福岡市中央区天神2丁目2-43
(現在のソラリアプラザの位置)
テンプレートを表示

株式会社福岡スポーツセンター(ふくおかスポーツセンター)は、福岡県福岡市中央区天神にあるソラリアプラザのうち、ソラリアスポーツ、ソラリアシネマを運営していた企業。西日本鉄道(西鉄)の系列会社(西鉄グループ)である。

2012年(平成24年)1月1日に親会社の西鉄に吸収され解散した[1]

屋内競技場「福岡スポーツセンター」として1955年(昭和30年)に開業、インドアアリーナとアイススケート場を運営していた。こけら落としは11月13日の大相撲準本場所興行であった[2]

福岡スポーツセンターでは1957年に本場所に昇格した大相撲九州場所を1973年(昭和48年)まで毎年11月に開催し、本施設の運営会社が共催していた。また、プロレスリング、プロボクシングの興行を行っていたこともあった。1970年(昭和45年)8月2日にはアントニオ猪木がドリー・ファンク・ジュニアに挑戦するNWA世界ヘビー級王座戦が行われ、猪木VSドリーの最後のシングル戦、猪木最後のNWA戦となった。1972年(昭和47年)5月7日には輪島功一がドミニコ・チベリアを相手に世界ジュニアミドル級王座の初防衛戦を行った。

スポーツ以外でも1958年(昭和33年)9月22日には、西日本鉄道創業50周年記念式典の会場となり[3]、1984年(昭和59年)と1986年(昭和61年)には、音楽イベント『ジャンピングジャム』も開催された[4]

しかし西鉄が進めていた西鉄福岡駅周辺再開発や老朽化などで1987年(昭和62年)5月に閉場し、解体された。

福岡スポーツセンター閉場後、会社は社名を変更せずにソラリアプラザ内のソラリアスポーツ、ソラリアシネマを運営していた。

ソラリアスポーツは合併に先立ち2011年(平成23年)10月31日をもって営業を終了し、同年12月1日からは提携関係にあったセントラルスポーツの店舗「セントラルウェルネスクラブ天神ソラリア」として再オープンした。また、ソラリアシネマも2011年(平成23年)11月30日をもって閉館し[5]、跡地はTOHOシネマズが運営する「TOHOシネマズ 天神ソラリア館」となった[6]

  1. ^ “子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 西日本鉄道, (2011年8月4日), http://www.nishitetsu.co.jp/corporate/ir/briefing/110804_02.pdf 2017年3月15日閲覧。 
  2. ^ 思い出写真館第29回「ありがとうスポーツセンター」
  3. ^ 沿革「復興から成長への経営発展 1950-1963」”. 西日本鉄道. 2017年3月15日閲覧。
  4. ^ “九州近代歌謡遺聞 博多ロック編<222>ジャンピングジャム”. 西日本新聞夕刊 (西日本新聞社). (2014年10月27日). http://www.nishinippon.co.jp/feature/kayouibun/article/123207 2017年3月15日閲覧。 
  5. ^ “23年の歴史に幕 天神の中心で愛されたソラリアシネマが閉館”. 天神経済新聞. (2011年11月30日). http://tenjin.keizai.biz/column/68/ 2017年3月15日閲覧。 
  6. ^ “ソラリアプラザ7階に「TOHOシネマズ天神」が出店” (PDF) (プレスリリース), 西日本鉄道, (2011年12月1日), http://www.nishitetsu.co.jp/release/2011/11_140.pdf 2017年3月15日閲覧。 これに伴い、近隣にある天神東宝は「TOHOシネマズ 天神本館」と名称を変更した。

外部リンク[編集]