Month: November 2019

伊号第五十二潜水艦 – Wikipedia

この項目では、1943年竣工の潜水艦について説明しています。1925年竣工の初代伊号第五十二潜水艦については「伊号第百五十二潜水艦」をご覧ください。 伊号第五十二潜水艦(いごうだいごじゅうにせんすいかん、旧字体:伊號第五十二潜水艦)は、日本海軍の潜水艦。伊五十二型潜水艦(丙型改潜水艦)の1番艦。艦名としては二代目。ドイツ派遣潜水艦の最終艦(5艦目)。 初代伊52については伊号第百五十二潜水艦を参照のこと。 1941年(昭和16年)の昭和17年度計画(マル追計画)により、呉海軍工廠で1942年(昭和17年)3月18日起工、1942年11月10日進水、1943年(昭和18年)12月28日に竣工した。呉鎮守府籍となり、訓練部隊の第六艦隊第11潜水戦隊に編入されて訓練に従事。 1944年(昭和19年)3月10日に第8潜水隊に編入。同日、「伊52潜」はフランスのロリアンへ向けて呉を出港[3]。「伊52潜」は「モミ」(8月には「ギンマツ」に変更)という暗号名で呼ばれた[4]。派遣目的は技術習得のためドイツに派遣される技術者の輸送および、ドイツからの最新兵器の輸送であった[5]。同乗した技術者は富士電機、富士通信機製造、東京計器、日本光学、愛知時計電機から各1名、三菱重工から2名であった[6]。「伊52潜」はドイツからの最新技術入手の対価とするための金塊2トンを積んでいた[7]。 3月21日、シンガポールに到着[3]。ドイツが技術供与の対価として求めた天然遡源を積み込んだ[8]。アメリカ側の記録によれば積み荷は錫、モリブデン、タングステン計228トン、アヘン288トン(これは2.88トンに訂正されている)、キニーネ3トン、生ゴム54トンであった[9]。4月23日、シンガポール出港[10]。アメリカ側は「伊52潜」の動向を把握しており、5月7日には「伊52潜」のシンガポール出港を確認した[11]。 「伊52潜」はインド洋を経て5月20日ごろには大西洋に至り、6月4日には赤道を超えた[12]。 駐独武官は前例から逆探搭載が必要と考えており、「伊52潜」は北緯15度西経40度で6月22日にドイツ潜水艦「U530」と会合して逆探を受け取るよう指示された[13]。6月22日には会合できず、6月23日20時20分に「U530」と会合[14]。逆探が受け渡され、ドイツ軍人3名が「伊52潜」へ移乗した[15]。 アメリカ側は会合指令の暗号を解読し、護衛空母「ボーグ」および駆逐艦5隻からなる部隊を派遣[16]。6月23日23時39分、「ボーグ」より発進したアベンジャーのうちの1機、20号機(ジェシー・テイラー少佐機)のレーダーに反応があった[17]。目標に接近したテイラー機は照明弾及びソノブイを投下[18]。23時45分、照明弾の光によって浮かび上がった潜水艦を視認[19]。23時46分、テイラー機は急速潜航中の潜水艦に対してマーク54爆雷2個を投下した[19]。2個目のソノブイを投下し、目標が健在であることを知ると23時47分にテイラー機はマーク24魚雷を投下[20]。23時50分、命中音を聴取した[20]。この攻撃を受けた潜水艦が「伊52潜」であるとされる[21]。 6月24日1時、「ボーグ」からのアベンジャー17号機(ウィリアム・ゴードン中尉機)が現場に到着[22]。ソノブイからのスクリュー音を頼りにゴードン機は1時54分にマーク24魚雷を投下[23]。18分後、爆発があった[24]。その後、圧壊音が聴取された[25]。現場では油膜や多数の漂流物が確認され、派遣された駆逐艦2隻は天然ゴムなどの漂流物を回収した[26]。 7月30日に到着信号の発信があり、受け入れ態勢がとられたものの「伊52潜」が現れることはなかった[27]。この信号がなんであったのかは不明である[28]。8月9日、駐独武官は「伊52潜」の行方不明を東京へ報告した[29]。 12月10日除籍。 艦体の発見とその後[編集] 大量の金塊が積載されていたという記録が公開されたのを受け、1995年にトレジャーハンターのポール・ティドウェルにより沈没位置が特定され、船体も発見された。そして1998年の再調査で遺品や積荷のごく一部が引き上げられたが金塊は発見されず、水深5,000mもの深海であることから資金がかかり過ぎるので、それ以上の調査と金塊の引き上げは断念された。この時回収された遺品は日本に送られた[30]。 歴代艦長[編集] ※『艦長たちの軍艦史』420-421頁による。 艤装員長 宇野亀雄 中佐:1943年11月15日 –

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シャベルカー – Wikipedia

この項目では、お笑いコンビについて説明しています。自走式建設機械については「油圧ショベル」をご覧ください。 この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。出典検索?: “シャベルカー” – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年2月) シャベルカー(しゃべるかー)は、日本のお笑いコンビ。お笑い集団ティーライズに所属し、仙台経済圏を拠点に活動していた。2014年に解散。 2004年9月に、高校の同級生同士でコンビ結成。 2005年、M-1甲子園山形大会優勝。 2006年3月、ティーライズに入団。M-1甲子園宮城大会優勝。 2008年、第2回全国大学生夏のお笑い選手権お笑いインカレ漫才部門優勝。 2009年、お笑いD-1グランプリ個人部門優勝。 2014年、解散。 メンバー[編集] ツッコミ担当(ネタによってはボケに回ることも)。ネタの大部分を田中が作っている[1]。 宮城県仙台市出身。

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となりのチカラ – Wikipedia

『となりのチカラ』は、テレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で、2022年1月20日から3月31日まで放送予定のテレビドラマ[1]。主演は同局の連続ドラマ初主演となる松本潤[1]。 主人公の「何をしても半人前」な男は、困っている様子の人を見ると気になってしかたなく、ネチネチと逡巡した挙句、毎回「おせっかい」を焼き、近所の人の悩みを解決するということも起こし、紆余曲折の末、近所の住民らは互いに繋がりを強くし、マンション住民らがひとつのコミュニティーになるという物語[1]。 2011年放送の『家政婦のミタ』で一種の社会現象を作り出した遊川和彦が脚本を担当したことで期待されたドラマ[1]。 あらすじ[編集] 東京都小金井市に建つサニーパークハイム小金井に中越一家が引っ越してきた。一家は、中越チカラ、妻の灯、娘の愛理、息子の高太郎の4人。 中越チカラは、一応「小説家志望」なのだが、能力が足らず、実際にはゴーストライターをしている。そのチカラの性格や頭脳はというと、優柔不断でネチネチした性格で、知能が低めで男なのにいわゆる「あて推量」つまり根拠も無しに次々と連鎖的に行う妄想的推論(女性がやりがちな推論)をやたらとする癖があり、妄想たくましくして、眼に入る近所の人々のことを勝手に「理解」したつもりになり、いわゆる「おせっかい」を始める。それがきっかけで近所の人々にさまざまなことが起きる… キャスト[編集] サニーパークハイム小金井[編集] 403号室[編集] 中越チカラ(なかごし ちから)〈38〉 演 – 松本潤[2][3] 主人公。日中はカフェ「Mukaino Cafe」でゴーストライターとして仕事している。お人よしだが大事な事を抜けている一面もある。また、両親を亡くしている。 中越灯(なかごし あかり)〈38〉 演 –

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それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星 – Wikipedia

『それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星』(それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンときせきのほし)はやなせたかしによるアニメ及び絵本映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第23作。同時上映は『それいけ!アンパンマン うたって てあそび! アンパンマンともりのたから』。 キャッチコピーは「アンパンマンがえいがでげんきをとどけるよ!」。 アンパンマンの映画作品第23作品目。 戦時下での貧困の原体験のある原作者・やなせたかしのアンパンマンの原点でもある「食」をテーマに、食べ物の大切さ、誰かのために愛情を込めて食べ物を作る事が最高の愛情表現と感じ取れるような映画にしている。制作決定は東日本大震災後であったが、「つらい時には笑うことで元気が出てくる」との意向で通常通り制作されている。 ゲスト出演は声優初挑戦となる松雪泰子(スターダストプロモーションからは2年連続の起用)のほか、やなせ本人も出演する。 映画公開にあわせ原作絵本『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンときせきのほし』も制作されている。 上映時間は第3作『とべ! とべ! ちびごん』以来50分を切り、以後も第27作までの長編は50分未満の上映時間となっている。 第14作『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』以来、エンディング後にエピローグが挿入されている。このエピローグは次作『よみがえれ バナナ島』の冒頭部に直接繋がる構成となっている。 全国132スクリーンで公開され、2011年(平成23年)7月2、3日の初日2日間で興収4,371万3,600円、動員3万8,186人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第9位となった[1]。これはアンパンマン映画歴代第2位の好成績であり、前売券販売数も前年比283%になっている。ぴあ初日満足度ランキングでも第1位に評価されている。震災の影響で封切館数は20館ほど絞り、その代わり東北地方や広島、宮崎では夏休み後半に順次公開するスタイルとなった。

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エルミナージュ異聞 アメノミハシラ – Wikipedia

『エルミナージュ異聞 アメノミハシラ』(エルミナージュいぶん アメノミハシラ)は、スターフィッシュより2012年9月13日[注 1]に発売されたPlayStation Portable用ダンジョン探索RPG。2013年3月7日にダウンロード版がPlayStation Vita向けに配信された。 発売から2年後の2014年11月13日に様々なシステムを改善したニンテンドー3DS版『エルミナージュ異聞 アメノミハシラ・怪』(エルミナージュいぶん アメノミハシラ・かい)がパッケージ版で発売され。発売から約1年後の2015年10月14日にメビウスよりダウンロード版が1500円で配信された。変更点は後述の3DS版を参照。 PSP版でのキャッチコピーは「それは、現世と常世をひとつに紡ぐ悠久の物語。」。3DS版でのキャッチコピーは「学校と繋がった妖怪たちの世界。紡がれる絆の先にあるものはーーー」。 スターフィッシュが最後に発売したPlayStation Portable専用ソフトである。 魔の手によって捕らわれた主人公が御魂守となって高校生の友人を救うべく核種族の聖域を封印して六部衆を和解させ、六部衆誤解の原因となった壊された天照鏡を復元させる物語。本作は『エルミナージュ』のシステムを用いているが、和風をモチーフとした世界観となっている[注 2]。従来の「エルミナージュ」シリーズにあったキャラメイクは削除された代わりに主人公は2人(男子と女子)存在しており、その中から一人を選ぶ。 本作には戦闘中に捕獲した妖怪を式神として用いるシステムが存在し、主人公は仲間から構成されるパーティーとは別に式神のみで構成されたパーティーを戦闘に連れて行くことができる[1][注 3]。 公式サイトには「おみやげ」と題したおまけがあり、カウントダウンイラストと壁紙の2つが配布されている。カウントダウンイラストは八上朔也、翁丸、ルシャナ王とコウガ、女性キャラクターの4種類。 システム[編集] ゲームの特性上由来のエルミナージュシリーズと異なり、キャラメイク機能が削除=職上が固定された他にダンジョン一つのマップが広くなっている。HP等のステータス表記がいずれも漢字になっている。 本作では列のシステムが採用され、後列の敵は一部の武器や呪文でしか講義が届かない。なお、行動準はダメージを受けると減る。

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破壊された惑星 – Wikipedia

このページ名「破壊された惑星」は暫定的なものです。(2021年9月) この項目「破壊された惑星」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:英語版 “Disrupted planet” 06:19, 5 July 2021 (UTC)) 修正、加筆に協力し、現在の表現をより自然な表現にして下さる方を求めています。ノートページや履歴も参照してください。(2021年9月) 主星によって蒸発させられている岩石惑星の想像図 破壊された惑星[要出典](英語: disrupted planet)とは、天文学において惑星や太陽系外惑星、それらより小さい微惑星、衛星、太陽系外衛星、小惑星などが近くに存在する別の天体によって破壊されたものである[1][2]。「Necroplanetology[注 1]」とはそのようなプロセスに関連している研究である[3][4]。天体が破壊された結果、発生したガス、塵、及び破片は過剰に生成される可能性があり、それらは最終的に星周円盤または塵円盤の形で主星を取り囲むとされる[5]。その結果、破片が周回する領域は不均一に塵が輪状になっている可能性があり、主星の見かけの光度に不規則な変動を引き起こす。これはKIC 8462852(タビーの星)やうお座RZ星、WD 1145+017のような変光星から観測された光の光度曲線が奇妙に変動していた原因と同じだった可能性がある[3][4]。このような恒星からは過剰な量の赤外線が検出される可能性があり[6]、塵や破片が恒星を周回している可能性があることを示す証拠となる[5][7][8][9]。 惑星[編集] 破壊された惑星、またはそのような惑星の一部であると考えられる惑星またはそれらに関連する残骸の例には、オウムアムア[10]及びWD 1145+017

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北田千尋 – Wikipedia

北田 千尋(きただ ちひろ、Kitada Chihiro、1989年1月12日 – )は、日本の女子車いすバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード[1]。女子車いすバスケットボールチーム「カクテル」所属[1]。車いすバスケットボール女子日本代表選手。 Be Active Western Starsで2016年優勝(後列右から2人目) 和歌山県橋本市出身[2]。3歳で喘息を患い小学2年まで入退院を繰り返していたため、幼少の頃はスポーツは好きではなく趣味は読書だった。中学進学後、一緒に登校していた近所の幼馴染がバスケットボール部に入部したため自身も入部した。喘息と先天性の股関節脱臼の影響で脚に痛みが発生したため、満足なプレーができなかったが、徐々に競技の魅力を感じるようになった[3][4]。 バスケットボールへの心残りはあったが、プレーができない体であることが分かっていたため、高校はバスケット部のない和歌山工業高等専門学校に進学した。しかし、1年生のとき、自身がコーチとなってバスケットに関わることを思いつき、学校に直談判し、部員の勧誘を行ってバスケットボール部を創部。中学の時から趣味の読書でバスケットボールの専門書を読んでいたことを活かしてヘッドコーチ役を担った[3][5]。 指導者としてのやりがいを感じるようになったことから高専を3年で退学し、体育教師としてバスケットボール指導者になるため大学に進学[4]。大学3年生の時、インターンシップで訪れた障がい者スポーツセンターの職員に誘われたことがきっかけで車いすバスケットボールに出会う。車いすを使えば自身も走ってバスケットができることに魅力を感じ[6]、男子チームの「北九州足立クラブ」に入団。のち女子チームの「九州ドルフィン」に入団[3]。2011年、U-25車いすバスケットボール女子日本代表に選出され、第1回U25世界選手権大会に出場。 2012年、関西のチーム「カクテル」に移籍。日本女子車いすバスケットボール選手権大会で優勝を6回達成し、MVPを4回受賞した[6]。2016年、パラアスリート採用でLINEに入社。同年から2018年までオーストラリアのリーグに挑戦し[2]、女子リーグWNWBLの「Be Active Western Stars」と男子リーグNWBLの「Be Active Perth Wheelcats」でプレーした。2016年にWNWBLで優勝、NWBLで準優勝した[7]

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ビーフケーキ – Wikipedia

ビーフケーキは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪本社で活動していたお笑いコンビ。2005年3月結成。2017年9月解散[1]。baseよしもと→5upよしもとに出演していたが、2014年2月に卒業。大阪NSC27期生。 メンバー[編集] 近藤 貴嗣(こんどう あつし、 (1986-02-28) 1986年2月28日(36歳) – ) ボケ担当、立ち位置は向かって左。 身長170cm、体重60kg、血液型B型。 兵庫県明石市出身。 のどちんこの裏に舌をやるという芸を持っている。 意外に運動神経が良く、舞台ではバック転を披露した事もある。 同期のいちじまだいきと仲が良く、自分が演出する演劇公演には必ず出演させていた。2013年から始めたビーフケーキ近藤企画では、同期の奥田修二(学天即)を公演の約半年前からスケジュールを押さえた上で、毎回ゲストメンバーで出演させている。 家庭菜園でアスパラガスやほうれん草を栽培し、ほうれん草の芽が出たことが嬉しくて朝眺めていたら、仕事に遅刻してしまったことがある[2]。 解散後は放送作家・脚本家に転身[1]。劇団「喜劇結社バキュン!ズ」で活動しており、女ガールズはその劇団の役者で結成されたトリオである。 松尾 充駿(まつお みつとし、

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コンプリート・ベスト (セリーヌ・ディオンのアルバム) – Wikipedia

『コンプリート・ベスト』 セリーヌ・ディオン の ベスト・アルバム リリース 2008年2月27日(リリース履歴参照) 録音 1990年-2007年 ジャンル ポップ・ミュージック 時間 76:18 レーベル エピック プロデュース ウォルター・アファナシエフ, Peer Astrom, クリスティアンB, ベイビーフェイス,

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