ヴァランティーヌ・リニー – Wikipedia

ヴァランティーヌ・リニ―

Valentine Ligny

生誕 1906年10月22日
フランスの旗 フランス・パ=ド=カレー県アヴィオンフランス語版
死没 2022年1月4日
フランスの旗 フランス・ソンム県アミアン
国籍 フランスの旗 フランス
著名な実績 存命人物のうちフランスで2番目の高齢

ヴァランティーヌ・リニー(Valentine Ligny、1906年10月22日[1] – 2022年1月4日)は、かつてフランス・アミアンに在住していた長寿の女性。リュシル・ランドンに次いで存命人物のうちフランスで2番目の高齢者であり、世界でも6番目の高齢であった。

リニーの出生証明書

1906年10月22日、フランス・アヴィオンフランス語版)で誕生。父親・ジュールス・ボネルは鉄道労働者、母親・エレーヌ・ソフィーは家政婦であった。

1933年、ピエール・リニーと結婚。この時3人の子供がいた。第二次世界大戦中にソンム県のアミアンに引っ越す。ピエールは1947年、溺れていた甥を助けたのちの合併症で死亡。[2]これによりリニ―は未亡人となる。

リニ―は長年、ブローニュ=シュル=メールにてバスルーム機器、ヒーター、建築材料などが専門のサラリーマンとして働いていた。

2015年に老人ホームに移動することを家族に言われるまで、約70年間アミアンの自宅に住んでいた。[3]

リニ―にはニコル・クローディン・フランソワの3人の娘のほか、6人の孫、13人のひ孫、また2018年に生まれたひ孫娘がいた。

110歳の誕生日を迎える数日前、リニ―は転倒で入院したが、それが110歳の誕生日を祝う妨げにはならなかったという。

2016年10月22日、110歳の誕生日を迎えスーパーセンテナリアンの仲間入りを果たす。

2019年10月22日の113歳の誕生日の際は、アミアン市長が訪問したほか、シャンパンを一杯とケーキを食した。[4]

2022年1月4日に死去。115歳74日没[5]

長寿記録[編集]

2017年3月8日、マドレーヌ・ラゴンの死去により、オー=ド=フランス地域圏最高齢の人物となる。

2019年2月25日、年齢が検証済みの110歳以上のリストに入る。[6]

2020年12月19日、北川みなの死去により、検証されている人物のなかで10番目の長寿となった。[7]

2021年4月12日、エティ・メイ・グリーンの年齢を追い越し、歴代100番目の長寿となった。

2021年5月22日、116歳だったジャンヌ・ボットの死去により、リュシル・ランドンに次ぐフランスで2番目の長寿となった。同年10月22日には115歳の誕生日を迎えた。

出典[編集]

  1. ^ Valentine Ligny” (英語). Gerontology Wiki. 2021年8月26日閲覧。
  2. ^ La doyenne des Hauts-de-France vient de fêter ses 111 ans” (フランス語). France 3 Hauts-de-France. 2021年8月26日閲覧。
  3. ^ https://twitter.com/modestechantal/status/1319222541873983488” (日本語). Twitter. 2021年8月26日閲覧。
  4. ^ Valentine, la doyenne des Amiénois a 113 ans” (フランス語). France Bleu (2019年10月22日). 2021年8月26日閲覧。
  5. ^ Valentine LIGNY née BONEL – Avis de décès – Simplifia” (フランス語). www.simplifia.fr. 2022年1月7日閲覧。
  6. ^ Supercentenarian Data — Table E”. grg.org. 2021年8月26日閲覧。
  7. ^ Redakcja (2021年3月3日). “Oto najstarsze osoby świata, w rankingu same kobiety. Jak wyglądają superstulatki? Wśród rekordzistek Polka” (ポーランド語). Polska Times. 2021年8月26日閲覧。