フェスティバル (アルバム) – Wikipedia

フェスティバル(Festival)は、サンタナが1976年12月[1]に発表したアルバム。

オリジナル・メンバーのホセ・チェピート・アリアスが復帰。また、2000年代に至るまでサンタナに籍を置くこととなるラウル・リコウが新加入。本作はスティーヴィー・ワンダー、ボブ・ディラン、モハメド・アリの3人に捧げられていることがクレジットに記載されている。

前作『アミーゴ』同様、ラテン色の濃いアルバム。「カーニバル」のイントロはサンバホイッスルで始まり、その後ドラムスとパーカッションが加わるという構成で、歌詞の一部はスペイン語。

本作レコーディング後にメンバー・チェンジが起こり、1976年12月には新編成でのヨーロッパ・ツアーが行われ、その模様の一部は次作『ムーン・フラワー』に収録された。

3. 5. 7. 11. はインストゥルメンタル。

  1. カーニバル – “Carnaval” (Tom Coster, Carlos Santana) – 2:15
  2. 子供達の戯れ – “Let the Children Play” (C. Santana, Leon Patillo) – 3:28
  3. 喝采 – “Jugando” (C. Santana, Jose Chepito Areas) – 2:12
  4. ギブ・ミー・ラブ – “Give Me Love” (Pablo Tellez) – 4:30
  5. 真夏の夢 – “Verão Vermelho” (N. Buzar) – 5:01
  6. レット・ザ・ミュージック・セット・ユー・フリー – “Let the Music Set You Free” (C. Santana, T. Coster, L. Patillo, David Rubinson) – 3:40
  7. 哀愁のボレロ – “Revalations” (T. Coster, C. Santana) – 4:36
  8. リーチ・アップ – “Reach Up” (C. Santana, T. Coster, L. Patillo, Paul Jackson) – 5:23
  9. 大河のように – “The River” (C. Santana, L. Patillo) – 4:53
  10. 明日への祈り – “Try a Little Harder” (L. Patillo) – 5:03
  11. 情熱のマリア – “María Caracóles” (P. African) – 4:32

参加ミュージシャン[編集]

ゲスト・ミュージシャン

  • レオン・パティロ – リード・ボーカル(on 4. 9. 10.)、ピアノ(on 6. 9. 10.)
  • ポール・ジャクソン – ベース(on 4. 7.)
  • マキシン・ウィラード・ウォーターズ、ジュリア・ティルマン・ウォーターズ、オリン・ウォーターズ、フランシスコ・ザヴァラ、ジョエル・バディ – バッキング・ボーカル
  1. ^ 日本盤CD(SRCS 9830)ライナーノーツ(大伴良則、2000年)