有坂翔太 – Wikipedia

有坂 翔太(ありさか しょうた、1983年5月31日 – )は、日本の料理家・料理研究家である。
岡山県津山市出身。フリー。岡山県勝間田高等学校・食品製造科卒業。大阪中之島辻学園調理技術専門学校・高度調理技術学科13期。身長183cm。体重72kg。

元々は食品開発のスペシャリストになる為に、料理人の登竜門と言われる大阪・辻学園調理技術専門学校・高度調理技術学科に入学する。
卒業時のコンテストで、全国からエリート料理人が集まる中、フレンチ部門で「最優秀賞」を受賞。
その後、大阪市内フレンチで数年修業した後、プロの料理家になるために上京。

2006年自身のmixiで始めたレシピブログが話題になり2007年自身初の料理本、『有坂翔太のLOVEごはん』(竹書房)を出版。
山内のぞみのマンガ『料理の国の王子様』(別冊フレンド)の監修もする。
以後、多くのメディアに出演し、料理王子として今日の男性料理ブームを牽引する存在となる。

現在、全国で料理ショーやTV・雑誌出演、企業とのコラボレーション商品等、数多く手がける。
また食育にも高い関心があり、農林水産省での講演や岡山県真庭市の「美味しい給食プロジェクト」に関わる。

2012年、岡山県農産物PR大使『フルーツ桃太郎』に就任。

ホテルグランヴィア岡山では自身がプロデュースした「桃太郎パフェ」が食べられる。

修業時代[編集]

  • 元々シェフになる気は無かったが、料理家になる前、大阪市内のフレンチで修業していた。関西のフレンチを一軒一軒食べ歩き、ここだと思うレストランでお会計の際、「皿洗いからさせてください」と直談判し、半ば無理矢理雇ってもらった。オーナーシェフから雇う変わりに3つの事を約束をさせられた。『友達は全員捨てろ』『親が死んでも絶対に休むな』『給料は最低限』だったが、本人はあっさり了承し修業の世界に入る。修業中は想像を絶する世界で、本人曰く3日で逃げたいと思った。飛んでくるフライパンをよけながら1日15時間以上働き、まかないは夕方の4時に1回だけで、食べられない日もあり体重は50キロ前半まで下がった。家で空腹が収まらない時は小麦粉を練って茹でて食べていた。最低限の給料だったが実際は足りなく、学生時代の貯金を崩しながら働いていた。結局貯金が底をつくまで働き続ける。1週間我慢して食べたマクドナルドの照り焼きバーガーや吉野家の牛丼が忘れられない味と語る。
  • 有坂翔太のLOVEごはん(竹書房)
  • 有坂翔太のシネマキッチン(東京ニュース通信社)
  • 有坂翔太×ルクエDecopenレシピbook(コラムジャパン)
  • 有坂翔太のHappyLoveレシピ(コラムジャパン)
  • 有坂翔太のデコペンレシピ(コラムジャパン)

『フレンチの国の王子様』(NHK・東北新社)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]