もしも (テレビ番組) – Wikipedia

もしも』は、フジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組。

番組のロゴにおいては『仮想生活実験ドキュメント もしも』というタイトルとなっている。

世の中の「もしも、これがこうなったら」といったことについて実験する番組である。タレントが被験者として数回にわたり出演する。

2007年12月25日に単発番組としてスタート、単発番組として3回放送。視聴率は第1回が4.3%、第2回が6.5%と深夜の時間帯としては高い数字を記録。この時は、学校や企業から「教育の教材として使いたい」という問い合わせもあったという[1]

2008年10月17日からレギュラー番組に昇格。フジテレビにおいては毎週金曜日25:05~25:35(金曜日深夜1:05~1:35)に放送されていた。

レギュラー放送は2009年3月27日の最終回1時間SP(25:05~26:05)を以って終了した。

その後も2009年5月16日に土曜日昼の枠で本番組の単発特番を放送。そして2009年10月18日、22:00〜23:15放送で本番組初の全国ネット枠での放送となった。これ以後の本番組は全て全国ネット枠で放送されている。

  • 中野美奈子(フジテレビアナウンサー)
  • 椿原慶子(フジテレビアナウンサー) – レギュラー放送時に加入

本番組における企画[編集]

レギュラー放送時[編集]

  • 加藤沙耶香(アイドリング!!!) – 「もしも部屋の家電がタイムスリップしたら」7回完結、10年・20年・40年・50年・70年前の家電で生活する。
  • クールポコ – 「もしも自分勝手を禁止したら」2回完結
  • 青島あきな – 「もしも運まかせな生活をしたら」4回完結
  • 小島よしお – 「もしも敬語を禁止したら」1回完結
  • Wエンジン – 「もしもことわざ通りに暮らしたら」1回完結
  • ムーディ勝山 – 「もしも物々の旅をしたら」4回完結、当初は日本国内で行ったが、後にベトナムで物々交換する。
  • 長州小力 – 「もしも『ありがとう』がお金になったら」3回完結、業務上の「ありがとう」ではお金がもらえず、「ありがとう」と感謝された時に500円、おじぎされながらの「ありがとう」で1000円、抱きしめられながらの「ありがとう」で1万円、泣きながらの「ありがとう」で10万円がもらえた。
  • クロちゃん(安田大サーカス)-「もしも大人を禁止したら ~もう1つのストーリー~」2009年1月4日放送の70分SPのスピンオフ版。
  • 春日俊彰(オードリー)-「もしもパンドラの箱を開けてしまったら」1回完結、春日の昔の車のトラブルの原因について友達と6時間話し合った。立会人は相方の若林正恭とカラテカの矢部太郎。
  • 田代さやか – 「もしもマリー・アントワネットになったら」2回完結、お世話係3人へ命令する体験→マリー・アントワネットと同じ生活リズムをお世話係から強制体験→全行動をお世話係へ命令する強制体験。
  • 新田恵利 – 「もしも今どきのオンナの園に入ったら」3回完結、30代では婚活で一人ダーツなどを体験、20代ではキャバクラ嬢・10代では腐女子を体験する。
  • 吉木りさ、湯本美咲 – 「もしも美貌で男を操ったら」1回完結、神奈川県で複数の一般人男性にお姫様だっこを依頼して5km先のゴールを目指す対決方式。
  • イマニヤスヒサ – 「もしも絵以外のコミュニケーションを禁止したら(海外編)」、ペルーで絵だけでコミュニケーションをするもの。数字・言語を書いてはいけない。
  • 手島優、助川まりえ – 「もしも水を究極に制限したら」、1日を5リットルの水で過ごす。
  • 長友光弘 (響)-「もしも自分の部屋に知らない人を住まわせたら」、まぁこ・渡辺万美と互いに正体を知らずに生活する。

特番時[編集]

※放送時間はフジテレビにおいてのもの。

もしも1[編集]

2007年12月25日 24:20~25:20放送

もしも2[編集]

2008年3月27日 24:35~25:35放送

もしも3[編集]

2008年7月6日 16:00~17:25放送(関東地方ローカル)

もしも70分SP[編集]

2009年1月4日 23:40~24:50放送

もしも (レギュラー放送終了後の特番)[編集]

  • 2009年5月16日 13:30~15:30放送[2]
    ※いずれも「もしも3」で行われたのと同様の企画を行った。
  • 2009年10月18日 22:00〜23:15(系列外では、青森放送で同年10月24日14:40〜15:55にスポンサードネットで放送)
  • 2010年7月1日 22:00〜23:24
    • 中川家・響・フルーツポンチ – 「もしも、ヒモでつながれて生活したら…」 お互いの体を120cmの長さのヒモでつないで生活してもらうことで、一人になる時間や空間を無くす。最初は中川家の2人でスタートし、3日目から響、5日目からフルーツポンチが加わって人数が増えていく。
    • スタジオゲスト:マリエ、柳原可奈子、山里亮太(南海キャンディーズ)、ユージ、中村アン、名越康文
    • MC:中野美奈子(フジテレビアナウンサー)、椿原慶子(フジテレビアナウンサー)

レギュラー放送と特番時の相違点[編集]

  • レギュラー放送開始前の特番はスタジオ収録のパートが無かったが、レギュラー放送中はスタジオ収録のパートがあり、毎週ゲストが出演していた。レギュラー放送終了後の特番においても、スタジオパートの収録が引き続き放送されている。
  • レギュラー放送においては、1回で完結しなかった企画があった(完結するものもあった)。
  • レギュラー放送開始時からは、タイトルロゴが使われている。

スタッフ[編集]

  • 企画:高瀬敦也(フジテレビ)
  • 構成:張眞英、村松浩介、コバヤシマナブ、西村佳之、政宗史子、務川光
  • TD:鈴木謙友
  • カメラ:川口宏樹、江藤恭真、沼田善、大塚孝輔
  • VE:日高朋弘、岩瀬靖生
  • 音声:安沢貴幸
  • 編集:永田雅士、佐藤シュガー
  • MA:高橋正敏
  • 音響効果:古野達生
  • 美術制作:吉良久仁子
  • 美術進行:荻原美樹雄
  • アクリル装飾:松本健
  • 小道具:高田修司
  • 特殊美術:鷲山美幸、中山千治
  • タイトルCG:長井典子(フジテレビ)
  • スタイリスト:池上純子
  • 広報:佐々木順子
  • TK:岡田紗代子
  • AD:渋谷知子、山本健太郎、大垣ジョー、金橋樹里
  • AP:中嶋香り、吉永紗弥子、山下直美
  • ディレクター:中山康司、斎藤俊介、土井伊織、高柳大輔、山川泰一、野坂琢、成田かほり
  • 演出:福田徳隆
  • 総合演出:ウエマツヨシキ(植松義貴)
  • プロデューサー:笹谷隆司
  • 技術協力:J-crew、映像通信、ビデオサービス、メディア・リース、ジャパンテレビ、ズーイ
  • 美術協力:フジアール
  • 制作:FCC
  • 制作著作:フジテレビ

ネット局[編集]

関西テレビでは、2009年2月8日の26時10分~26時40分に単発放送された(フジテレビの2009年1月16日放送分)。

関連番組[編集]

外部リンク[編集]