黄色いロールス・ロイス – Wikipedia

黄色いロールス・ロイス
The Yellow Rolls-Royce

1931年型のロールスロイス・ファントムII

監督 アンソニー・アスクィス
脚本 テレンス・ラティガン
製作 アナトール・デ・グランワルド
出演者 イングリッド・バーグマン
レックス・ハリソン
シャーリー・マクレーン
ジャンヌ・モロー
ジョージ・C・スコット
オマー・シャリフ
アラン・ドロン
音楽 リズ・オルトラーニ
主題歌 「明日を忘れて」(Forget Domani)
Katyna Ranieri
撮影 ジャック・ヒルデヤード
編集 フランク・クラーク
配給 MGM
公開 1964年12月31日
1965年2月26日
1965年5月13日
上映時間 122分
製作国 イギリス
アメリカ合衆国
言語 英語
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黄色いロールス・ロイス』(きいろいロールス・ロイス、原題: The Yellow Rolls-Royce)は、1964年のアメリカ・イギリスの合作映画である。

ヨーロッパを舞台に、タイトルにもある黄色のロールス・ロイスをめぐりオールスターキャストが様々なストーリーを繰り広げる、お洒落で豪華なオムニバスコメディ。またアラン・ドロンがハリウッド進出を果たした映画でもある。

第1話
英国の侯爵(レックス・ハリソン)は、年若い妻(ジャンヌ・モロー)との結婚10周年に、真新しいロールスロイスを即日購入したが、その翌日にアスコット競馬場で妻の情事を目撃してしまう。
第2話
イタリア系アメリカ人ギャング(ジョージ・C・スコット)の情婦(シャーリー・マクレーン)は、イタリアのジェノヴァで中古車として売られていたロールスロイス(走行距離30000キロ、販売価格:15253ドル75セント)を滞在中の足として購入する。その後、ボスが一時帰米する間、情婦は現地の若者( アラン・ドロン)に惚れる。
第3話
1941年、アメリカ人大富豪の未亡人(イングリッド・バーグマン)はユーゴスラビア王族の表敬訪問に向かうため、ロールスロイスを6000ドルで購入する。それを知った対独パルチザンの首領(オマル・シャリーフ)は密入国を実行するため、同乗を願い出る。

キャスト (テレビ放送版日本語吹替声優)[編集]

第1話(イギリス・ロンドン)
  • チャールズ・フリントン侯爵 – レックス・ハリソン(中村正)
  • エロイーズ・フリントン侯爵夫人 – ジャンヌ・モロー(藤波京子)
  • ジョン・フェーン – エドマンド・パードム(羽佐間道夫)
第2話(イタリア・ジェノヴァ)
  • パオロ・マルティーズ – ジョージ・C・スコット(大平透): アル・カポネの子分。
  • メイ・ジェンキンス – シャーリー・マクレーン(小原乃梨子): パオロの情婦。
  • ステファーノ – アラン・ドロン(堀勝之祐): イタリアの街頭カメラマン。
  • ジョーイ・フリードランダー – アート・カーニー(大塚周夫) : パオロの右腕。
第3話(イタリア・トリエステ、ユーゴスラビア国境付近)
  • ゲルダ・ミレット – イングリッド・バーグマン(水城蘭子): アメリカ人の大富豪の未亡人。
  • ダビッチ – オマル・シャリーフ(森川公也): ユーゴスラビアの対独パルチザン。

吹替版はDVDに収録

テレビ朝日版:初回放送日 1972年12月31日(日)『日曜洋画劇場』※DVD収録
年末特番として放映し拡大枠でカットは1、2分に止めるなど工夫が凝らされたものの裏番組の『第23回NHK紅白歌合戦』に対抗できず番組史上最低視聴率2.3%を記録してしまった。

関連項目[編集]

  • ロールス・ロイス

外部リンク[編集]