アレクサンダー広場 – Wikipedia

アレクサンダー広場にあるウーラニアー世界時計
Alexanderplatz by the night in 2015

アレクサンダー広場(アレクサンダーひろば、Alexanderplatz)は、ドイツの首都ベルリンのミッテ区にある広場。同市の交通の要衝でもあり、近くにはベルリン大聖堂や赤の市庁舎がありシュプレー川が流れている。

元は牛の市場であった。ロシア皇帝のアレクサンドル1世が、1805年10月25日にベルリンを訪れたことを祝って、名づけられた。19世紀には、近くに建設された同名の駅や私設の市場と共に、重要な役割を果たすようになり、主要な商業センターとなった。1920年代には、ポツダム広場と共にベルリンのナイトライフの中心となった。

広場は何度か再開発され、最近では1960年代に東ドイツによって行われた。この時にベルリンテレビ塔、
高層ビルのホテル・シュタット・ベルリンや国営デパートのツェントルムなどが広場に面して建てられ、西側に東ドイツの高い経済成長ぶりを見せるショールーム的存在となった[2]

広場にはウーラニアー世界時計があり、待ち合わせ場所に利用されている。

  1. ^ ドイツ文壇から30年 両首都の表情 実績誇示する指導部『朝日新聞』1979年(昭和54年)10月1日朝刊 13版 6面

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯52度31分18秒 東経13度24分48秒 / 北緯52.52167度 東経13.41333度 / 52.52167; 13.41333