アンゼたかし – Wikipedia

アンゼ たかし(あんぜ)は、日本の映画字幕翻訳家。

大学経済学部[1]を進学後、翻訳学校で映像翻訳を専攻する。2年間の通学を経て洋楽CDの歌詞翻訳、ライナーノーツの翻訳作業を始める。その後、吹替翻訳で映像翻訳家デビューをし、現在では字幕・吹替の両方の映画翻訳を行っている[2]。近年ではDCコミックの映像化作品やクリストファー・ノーラン監督の映画で多く見受けられる。

字幕映画は文字数が決まっており、「できる限りの事を表現したい」と発言している[3]。翻訳するのが大変だった映画の一つに「インセプション」を挙げている[3]

主な翻訳作品[編集]

  • ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー – 1997年
  • アイ・アム・レジェンド – 2007年
  • シャーロック・ホームズ – 2009年
  • インセプション - 2010年
  • トータル・リコール – 2012年
  • ダークナイト ライジング – 2012年
  • オール・ユー・ニード・イズ・キル – 2014年 ※吹き替え版のみ。字幕版は戸田奈津子。
  • インターステラー – 2014年
  • マッドマックス 怒りのデス・ロード – 2015年
  • バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 – 2016年
  • スーサイド・スクワッド – 2016年
  • ダンケルク – 2017年
  • ジョーカー – 2019年
  • TENET テネット – 2020年
  • ゴーストバスターズ/アフターライフ – 2021年
  • THE BATMAN-ザ・バットマン- – 2022年
  1. ^ 「とても良いお声」と話題 翻訳家アンゼたかしが電話出演” (日本語). J-CAST ニュース (2020年11月18日). 2021年9月17日閲覧。
  2. ^ 【映画翻訳者インタビュー】アンゼたかし氏「脚本を脚本どおりに翻訳する」|vShareR SUB / 字幕翻訳を動画で学べるウェブサイト|note” (日本語). note(ノート). 2021年9月7日閲覧。
  3. ^ a b 【レポート】アンゼたかしさんに聞いた、英語を訳すのに大切なこと” (日本語). ライブドアニュース. 2021年9月17日閲覧。

関連項目[編集]

  • 翻訳研究
  • 翻訳ソフト

外部リンク[編集]