苗栗駅 (台湾高速鉄道) – Wikipedia

苗栗駅(びょうりつえき、ミャオリーえき)は、台湾苗栗県後龍鎮にある台湾高速鉄道の駅。隣接する台湾鉄路管理局豊富駅とは徒歩で10分強かかっていたが、2016年9月に移転工事が完了し、90メートルの連絡通路で結ばれることとなった。在来線(台鉄)の苗栗駅とは別であり、隣接する豊富駅から区間車で1駅。

  • 11月4日 – 供用(見学者に開放)[6]
  • 11月30日 – 連絡バス路線が運行開始
  • 12月1日 – 開業[7][8][9]
台湾高速鉄道
総床面積19304.5平方メートル、高さ27.27m。設計は台中駅舎も担当した華業工程顧問[11]で建築家の薛昭信中国語版が起用された。[12]
駅の建築は横長で軽量感あふれ、高速鉄道のスピード感を表現、金属板の日よけや太陽光発電パネルなどが設置され、エコ建築としてのコンセプトもアピールを意図しており、また構内は全体的にシンプルな構造で、地元・苗栗に多く住む客家人の勤勉質素な精神を象徴、幾何学的に組み立てられた金属のフレームが陽の光を浴びて屋外に広がる木立ちの緑に映えるという。天候に応じて窓の開閉が調節可能[1][13][14]
2007年の高速鉄道開業時から駅舎・ホーム用地は確保されており、側線は軌道、架線柱とも準備済であった。
地上5階にホームがある。

駅出口[編集]

  • 出口1(新港三路):駐車場、二輪駐車場、駐輪場、タクシー乗り場、バス乗り場
  • 出口2(高鉄三路):送迎車
  • 出口3(高鉄三路):
  • 出口4(新港二路):タクシー、駐車場
  • 出口5:台湾鉄路管理局台鉄豊富駅

利用状況[編集]

年度別乗降人員は以下の通り(2015年は12月1日からの31日分の統計となる。)
年間 1日平均[注 1]
乗車 降車 出典 乗車 乗降
2015 94,069 93,874 189,958 [16] 3,034 6,127
2016 608,024 619,696 1229736 1,666 3,369
2017 738,561 745,981 1,484,542 2,023 4,067
2018 844,654 856,950 1,701,604 2,314 4,662
2019 943,384 955,847 1,899,231 2,585 5,203
2020 846,256 860,468 1,706,724 2,312 4,663
2021 664,903 671,030 1,335,933 1,822 3,660

接続する他の交通機関[編集]

標誌(小)mark(S).jpg:一部低床バス、低床電動バス使用。

高鉄苗栗駅特定区[編集]

[17]

交通部高鉄局が主導する総面積440.63ヘクタールの開発区域。台鉄との統合駅構築、周辺区画の開発が計画されており、起工と同時区域内の産業専用区画の入札事業も始まった。[18]

台湾高速鉄路
台湾高速鉄道

新竹駅 – 苗栗駅 – 台中駅

註釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]