山本修二 (陸上選手) – Wikipedia

山本 修二(やまもと しゅうじ、1996年8月17日 – )は、日本の陸上競技選手。専門は長距離種目。広島県出身。遊学館高校、東洋大学出身。旭化成陸上競技部所属。東洋大学OBでマツダに所属する山本憲二、東洋大学で選手として活躍した山本信二は実の兄。

高校時代[編集]

全国高校駅伝では2年・3年とエース区間の1区を務める。3年時には区間14位。

大学時代[編集]

2人の兄を追うかたちで東洋大学に進学。1年時から同学年の小笹椋と共に頭角を表し、2015年4月に10000mで29分12秒72、10月に5000mで14分10秒56の自己記録をマークする。第92回箱根駅伝では小笹とともにメンバー入りし、優勝争いのなか8区を走ったが区間9位に留まり、チームは準優勝に終わった。

2年時になるとエース格に急成長。第48回全日本大学駅伝ではアンカー区間の8区に抜擢され区間4位。第93回箱根駅伝では2区を務めたが、15km過ぎで先頭集団から脱落し区間11位。先頭で受けたタスキを8位まで下げてしまった。

3年時はチームのエースに成長。関東インカレでは5000m、ハーフマラソン共に入賞。特にハーフマラソンでは日本人トップの2位に入った。駅伝シーズンは三大駅伝全てに出場。第29回出雲駅伝では3区区間2位。第49回全日本大学駅伝では4区を務め先頭のまま後続との差を広げる走りを見せたが、ここでも区間2位となり、区間賞とはならなかった。第94回箱根駅伝では当日変更で3区に起用され、先頭でタスキを受けると2位を走る青山学院大・田村和希に一旦8秒まで詰められるもその後は差を広げてタスキリレー。大学駅伝初の区間賞を獲得し、往路優勝に貢献した。

4年時のトラックシーズンは右足の疲労骨折で離脱したものの、駅伝シーズンには復帰。第30回出雲駅伝では3区区間3位、第50回全日本大学駅伝では7区区間3位と好走したもののチームは優勝争いに加わることができなかった。第95回箱根駅伝では2区を務め、先頭でタスキを受けると中大・堀尾謙介と激しく競り合い、区間4位(日本人2位)の好走。チームの往路連覇に貢献した。

実業団時代[編集]

旭化成に入社後は10000m・ハーフマラソンで自己ベストを更新しているが、チームの分厚い選手層もありニューイヤー駅伝への出場は果たせていない(九州実業団毎日駅伝、都道府県対抗駅伝には出場している)。

主な戦績[編集]

大学駅伝戦績[編集]

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2015年度)
第27回
― – ―
出走なし
第47回
― – ―
出走なし
第92回
8区-区間9位
1時間06分32秒
2年生
(2016年度)
第28回
― – ―
出走なし
第48回
8区-区間4位
59分14秒
第93回
2区-区間11位
1時間09分05秒
3年生
(2017年度)
第29回
3区-区間2位
24分29秒

歴代4位

第49回
4区-区間2位
40分11秒

歴代7位

第94回
3区-区間賞
1時間02分17秒
歴代5位 現在7位
4年生
(2018年度)
第30回
3区-区間3位
25分23秒
第50回
7区-区間3位
52分02秒
第95回
2区-区間4位
1時間07分37秒

自己ベスト[編集]

外部リンク[編集]