坊つちやん (テレビドラマ) – Wikipedia

坊つちやん』(ぼっちゃん)は、夏目漱石の中編小説『坊つちやん』を原作としたテレビドラマ化作品である。

日本テレビ制作。1954年7月1日の12:45 – 13:00(JST)に放送。

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日本テレビ制作。1957年12月3日から同年12月31日まで『山一名作劇場』で放送。

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NET(現テレビ朝日)製作。1960年4月7日に『文芸劇場』(木曜20:00 – 21:00)で放送。

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NHK総合テレビ制作。『こども名作座』で放送。初のNHK放送にして、唯一の児童向け作品である。なお同ドラマ枠は通常は日曜10:00 – 10:30(JST)であるが、この日は10:00に「皇居参賀」が編成されたため、10:20 – 11:00(JST)に繰り下げ拡大して放送された。

フジテレビ製作。1965年2月15日から同年3月22日まで月曜20:00 – 20:56(JST)で放送。全6回。

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NHK製作。1966年1月1日放送[1]。放送時間は土曜20:00 – 21:30(JST)。

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毎日放送製作。1968年8月6日に『テレビ文学座 -名作に見る日本人-』(火曜22:00 – 23:00)内の一本として放送。

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1970年NET版[編集]

NET製作。『ザ・ドリフターズの坊っちゃん』のタイトルで放送された。1970年1月1日の20:00 – 20:56(JST)で放送。

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1970年日本テレビ版[編集]

日本テレビ製作。1970年10月26日から同年11月30日まで『ファミリー劇場』で放送。全6回。映画版を何本か製作した松竹が手掛け、主演は同時期に同局で放送された松竹作品『姿三四郎』にも主演した竹脇無我、そして1966年版(坂本九主演版)で赤シャツを演じた牟田悌三が野だいこを演じている。なお本作で赤シャツを演じた米倉斉加年は、1975年公開の映画(中村雅俊主演版)でも赤シャツを演じている。また野島昭生や安原義人といった声優も顔出し出演しているが、安原は1986年に同局で放送されたテレビアニメ『青春アニメ全集』でも坊っちゃんを演じている。

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NHK製作。

フジテレビ製作。羽里昌の『その後の坊っちゃん』を原作。

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NHK製作。『坊っちゃん -人生損ばかりのあなたに捧ぐ-』のタイトルで放送された。1994年1月1日の21:00 – 23:00(JST)で放送。

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TBS製作。『坊っちゃんちゃん』のタイトルにて1996年3月31日の21:00 – 22:54(JST)に放送された。かつて同局の『ムー』と『ムー一族』で共演した、郷ひろみと樹木希林の久々の共演である。

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2016年フジテレビ版[編集]

フジテレビ製作。2016年1月3日21時-23時30分放送[2][3][4][5]。『新春ドラマスペシャル』の第14弾。「夏目漱石没後100年」を記念しての作品で、歴代では初の地上デジタル放送。主演は二宮和也。

同日には、16:15 – 18:00に『コレカツ嵐』、18:00 – 21:00に『VS嵐』正月3時間SPを放送、本作と合わせて3本の嵐の番組が編成された。

2016年1月3日に放送された本作の視聴率は10.4%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[6]

なお2017年1月2日には、翌1月3日放送の『新春ドラマSP』次作『君に捧げるエンブレム』(嵐の櫻井翔が主演)、および16:15からの『嵐ツボ』、18:00からの『VS嵐』正月3時間SPの宣伝を兼ねて、13:00 – 15:30で再放送[7]、番組の最後には『君に捧げる~』の予告が放送された。

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物理学校を卒業したての新任教師。嘘や不正など曲がった事が大嫌いな性格で周囲と衝突することも多いが、やがて自身の考えが学校に良い影響を与えることになる。
遠山家の令嬢で、うらなりの婚約者。概ね原作通りだが、坊ちゃんに心の迷いと赤シャツに利用されていることを指摘され、うらなりと共に延岡へ越す。
数学の主任教諭。正義感が強く威厳があり、終盤で赤シャツを懲らしめるために坊ちゃんと協力する。
原作では途中から坊ちゃんは彼と対等な口調で話していたが、今作では終始敬語を使っている。
教頭。概ね原作通りだが、坊ちゃんに懲らしめられる場面が芸者と密会後から彼の辞職時となっている。
美術教諭。中盤までは原作通りだが、坊ちゃんの影響を受けて変わっていく周囲を目の当たりにして自分に疑問を抱く。エピローグでは赤シャツとは対照的に坊ちゃんを認める。
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2016年NHK BSプレミアム版[編集]

“くたばれ”坊っちゃん』のタイトルで、NHK松山放送局の愛媛発地域ドラマとしてNHK BSプレミアムにて2016年6月22日に放送[9]

『坊っちゃん』に登場する人物たちの孫が登場する現代劇である[10]

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  • 作・脚本:武藤将吾
  • 制作統括:西田淳
  • 演出:宇佐川隆史

参考文献[編集]

外部リンク[編集]