ベアサイン – Wikipedia

ベアサイン(バスク語: Beasáin)は、スペイン・バスク州・ギプスコア県のムニシピオ(基礎自治体)。コマルカ(郡)としてはゴジェリの構成自治体のひとつである。

自治体内をオリア川が流れている。ギプスコア県の県都サン・セバスティアンとアラバ県の県都ビトリア=ガステイスを結ぶN-1号線やレンフェ(スペイン国鉄)の鉄道路線がオリア川に沿って走っており、ベアサインはベルガラやエイバルやアラサーテ/モンドラゴン方面に向かうGI-632号線とN-1号線の合流地点にある。N-1号線や鉄道路線はオルディシア、トローサ、ビリャボナ、ラサルテ=オリアなどを通ってサン・セバスティアン都市圏に入り、コスタ・バスカに面するサン・セバスティアンに至る。

鉄道車両製造のCAFの創業の地であり、マドリードにもオフィスを構えているが、依然としてベアサインに本社や工場を置いている。ベアサイン工場は44万m2の敷地に1600人の従業員を抱え、電車・気動車、地下鉄車両、高出力の入替機関車、高速鉄道車両など、全4タイプの車両を製造しているほか、車軸や車輪などを製造しているスペイン唯一の工場である。CAFの他にも金属工業などが盛んであり、鋳造業のエスタンダ鋳造所、水中ポンプや発電機のインダル・マキネス電力、エレベーター製造などのG.H.電気機械工業などがある。

議会[編集]

1979年から2011年までは常にバスク民族主義党(PNV-EAJ)が首長を輩出していたが、2011年の自治体選挙ではビルドゥが6議席、バスク民族主義党が6議席、バスク社会党 (PSE-EE-PSOE)が2議席、Hamaikabatが1議席、国民党 (PP)が1議席、アララールが1議席を獲得し[1]、2011年に創設されたばかりのビルドゥから首長が誕生した。

首長[編集]

ベアサインの人口の推移
(出典: Beasaingo Udala[2])
1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 1995 2000 2005
人口 1,932 2,973 3,775 5,260 4,986 5,487 7,689 10,095 11,731 12,461 12,412 12,227 12,586
ベアサインの人口の推移
(出典: INE[3])
1996 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
人口 12,331 12,297 12,171 12,134 12,144 12,257 12,326 12,442 12,586 12,682 12,932 13,510 13,557 13,680

出身人物[編集]

ギャラリー[編集]

公式サイト[編集]