大島涼花 – Wikipedia
大島 涼花(おおしま りょうか、1998年〈平成10年〉10月21日 – )は、日本の女優[2]であり、女性アイドルグループ・AKB48の元メンバー。神奈川県出身[3]。所属事務所はTRUSTAR。
2011年9月24日、AKB48第13期生オーディション最終審査に合格[4]。同年12月8日、AKB48劇場で開催された「AKB48 6周年記念公演」でお披露目される[5]。
2012年8月24日に開催された『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』[注 1]初日公演において、チームAに昇格することが発表される[ブログ 1][6]。13期生としては初[注 2]、かつ唯一のチームA昇格者でもある[注 3]。同年11月1日、チームAに異動[7]。
2014年1月29日、岡田奈々・川栄李奈とともに「チーム神奈川」名義で、JR東日本の横浜線に導入される新型車両E233系電車6000番台の営業運行開始に際し、展開する「横浜線新型車両導入キャンペーン」の宣伝を担当することが発表される[8][9]。同年2月24日、Zepp DiverCityで開催された『AKB48グループ大組閣祭り』において、チームBへの異動になることが発表される[10]。同4月24日、チームBに異動。
2014年5月20日から6月6日にかけて投票が実施された『AKB48 37thシングル 選抜総選挙』で80位となり、アップカミングガールズに選出される[ブログ 3][11]。同年9月17日、日本武道館において開催された『AKB48グループ・じゃんけん大会2014 〜拳で勝ち取れ!1/300ソロデビュー争奪戦〜』において、11月26日発売の38thシングル「希望的リフレイン」で初めて選抜メンバー入りすることが発表される[12]。
2015年3月26日、さいたまスーパーアリーナで行われた『AKB48 春の単独コンサート〜ジキソー未だ修行中!〜』においてチームBの副キャプテンに就任することが発表される[13]。
2016年5月31日から6月18日にかけて投票が実施された『AKB48 45thシングル 選抜総選挙』では32位となり、アンダーガールズに選出されたが[14]、2017年3月23日の劇場公演においてAKB48から卒業することを発表した[2]。同年6月4日に最後の握手会、6月8日に卒業公演が行われ、初お披露目から6年半にわたるAKB48メンバーとしての活動を終了した[15][16]。
AKB卒業3か月後の2017年9月28日に自身の公式ブログ(LINE BLOG)を開設[ブログ 4]。以後は事務所に所属せず知り合いの劇団や演出家を伝い舞台を中心に活動するが[1][17]、2019年10月1日、株式会社TRUSTARに所属することが発表される[18]。2020年10月21日、自身初のイメージDVD「閃光」をリリース[19]。
身長は152cm[1]。研究生加入時は145cm[20]で、高橋みなみ[注 4]よりも3.5cm低かった[20]。
AKB48に入るきっかけは、元々AKB48が好きで、3回だけ参加した握手会で会った大島優子に魅了されたことであり、中学1年生の時に小学校からの同級生で友達の相笠萌(同じ13期生メンバー)が、13期研究生オーディションを受けることを聞いて一緒にオーディションを受けたことである[21][22][23]。ちなみに研究生時代は大島優子のアンダーとして出演することが多かった[20]。
何でも楽しんでをモットーにしている。アイドルとして日頃から大切にしていることは、『AKB49〜恋愛禁止条例〜』の舞台をやっていた時に宮澤佐江から教えてもらった「感謝の気持ち」と「初心を忘れない」ということであり、なりたいメンバーの目標として宮澤の名前をあげている[21][24]。『AKB49〜恋愛禁止条例〜』の舞台などを通して、演技の仕事が好きになり、将来の夢は女優になることである[24]。
2014年に宮澤と柏木由紀が、高橋朱里とともに注目の若手メンバーと評価したのに対し、チームA在籍時のキャプテンである横山由依も2人は手塩にかけて育てたメンバーだと認めている[25]。話しやすい横山には、研究生の頃から何度も相談をしてきた[24]。
いたずらが大好きで、AKB48の先輩からはクソガキ、またはKSGK(クソガキの略)と呼ばれていた[1]。
AKB48での参加楽曲[編集]
シングル選抜楽曲[編集]
アルバム選抜楽曲[編集]
『1830m』に収録
- さくらんぼと孤独 – 「研究生」名義
- いつか見た海の底 – 「Up-and-coming girls」名義
- 青空よ 寂しくないか? – 「AKB48+SKE48+NMB48+HKT48」名義
『次の足跡』に収録
- 確信がもてるもの – 「Team A」名義
『ここがロドスだ、ここで跳べ!』に収録
- ダウンタウンホテル100号室
- To goで – 「倉持Team B」名義
『0と1の間』に収録
- ミュージックジャンキー – 「Team B」名義
- 始まりの雪
『サムネイル』に収録
- あの日の自分
- 青くさいロック
劇場公演ユニット曲[編集]
チームB 5th Stage「シアターの女神」公演
- ロマンスかくれんぼ(前座ガール)[注 5]
チームA 6th Stage「目撃者」公演
- ミニスカートの妖精(前座ガールズ)
※全体曲は高橋みなみのアンダー
チームK 6th Stage「RESET」公演
- 檸檬の年頃(前座ガールズ)
- 心の端のソファー(大島優子のユニットアンダー)
研究生公演「RESET」公演
- 心の端のソファー[26]
研究生公演「僕の太陽」公演
- アイドルなんて呼ばないで[27]
チーム4 1st Stage「僕の太陽」公演
- アイドルなんて呼ばないで(島崎遥香のユニットアンダー)[28]
篠田チームA ウェイティング公演
※渡辺麻友のアンダー
横山チームA ウェイティング公演
※佐々木優佳里、高橋みなみのアンダー
チームB 6th Stage「パジャマドライブ」公演
- パジャマドライブ[33]
岩本輝雄「青春はまだ終わらない」公演
チームB 7th Stage「ただいま 恋愛中」公演
テレビドラマ[編集]
その他のテレビ番組[編集]
舞台[編集]
ラジオ[編集]
CM[編集]
ネット配信[編集]
写真集[編集]
映像作品[編集]
イメージビデオ[編集]
注釈[編集]
- ^ 『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』2012年8月24日 – 26日、東京ドーム
- ^ 同じ13期生だった光宗薫もこの日の公演でチームKへ昇格することが報じられたが[ブログ 1]、同年10月24日をもって活動を辞退している[ブログ 2]。
- ^ この翌年の2013年8月24日には、残った13期研究生9名が峯岸みなみ率いるチーム4に昇格している。
- ^ チームA昇格当時、高橋みなみはAKB48グループの総監督に任命され[ブログ 1]、涼花がチームBに移動した2015年まで総監督を務めた。
- ^ 日替わりで研究生1名が、オープニングアクトである「ロマンスかくれんぼ」を担当(2012年1月11日・2月24日に出演)。[要出典]
- ^ a b 日本テレビで2話まで放送、以降Huluにて順次配信[40]。
出典[編集]
- ^ a b c d e 週プレNews (2020年6月1日). 元AKB48チームBの副キャプテン・大島涼花が再スタート「実は人が多いの、苦手なんです(笑)」. インタビュアー:西山麻美. 集英社. 2021年8月28日閲覧。
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- ^ “大島涼花のプロフィール”. ORICON NEWS. oricon ME (2017年6月9日). 2017年6月11日閲覧。
- ^ “大島涼花『大人の抜け感』”. 週プレNEWS. 集英社 (2020年5月31日). 2021年1月5日閲覧。
- ^ “13期生お披露目! AKB6周年記念公演”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2011年12月9日)
- ^ “東京ドーム公演初日サプライズ!AKB、新チーム体制発表”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2012年8月24日) 2021年8月28日閲覧。
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- ^ “乃木坂・生駒がチームB兼任/大組閣祭り”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2014年2月24日) 2015年9月17日閲覧。
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- ^ “AKB春の衝撃人事一覧――川栄卒業、北原NGT移籍、生駒留学解除”. ORICON NEWS (oricon ME). (2015年3月26日) 2015年9月13日閲覧。
- ^ “【第8回AKB総選挙】1位〜80位までの開票結果”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年6月18日) 2016年6月19日閲覧。
- ^ “大島涼花がAKB卒業発表「1人で戦っていきたい」”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2017年3月23日) 2017年3月23日閲覧。
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- ^ 集英社「週刊プレイボーイ」2020年6月15日号No.24 110頁
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- ^ “加藤玲奈Pも大満足!れなっち総選挙選抜が水着に!!”. Smartザテレビジョン (KADOKAWA). (2017年2月3日) 2017年6月9日閲覧。
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外部リンク[編集]
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