コムレイド (消費者金融) – Wikipedia
株式会社コムレイドは、長野県長野市に本社を置くみなし貸金業者。新規の貸付は行わず過去の貸付金の回収を行っている業者である。かつては、株式会社ティーシーエムと名乗っていたが、現在は貸金業は廃業している。 前身は、1977年(昭和52年)田中等によって設立されたローンズナガノと言う会社であり、1991年にローンズナガノから社名をTCMに変更、2004年よりアイフルとスポンサー契約を締結、同社の子会社となった。[1] 1987年(昭和62年)に電話加入権レンタル業を主体とする田中通商を設立した。 最盛期には114億円の融資残高をあげて県内トップに君臨し、全国消費者金融ランキングでも46位にランクされるほどに成長したが、2000年以降は大幅な貸金業法改正により、事業縮小を余儀なくされ、2004年(平成16年)に会社更生法の申請を行い、ティーシーエムは倒産、田中通商は破産。その後、アイフル株式会社のスポンサー契約締結により同社の完全子会社となった。 2007年(平成19年)12月16日に、貸付業務をすべて中止。2008年(平成20年)2月29日には、ATM営業を中止し撤去して、すべての無人店舗を閉鎖。同年3月21日には本店窓口も閉鎖し、すべての窓口を閉鎖した。 その後、賃金業を廃業、2009年11月に現在の株式会社コムレイドへと商号を変更し、現在は貸付金の回収を行っている。[2] 創業当時から約10年間は上限金利73.0%という高利で貸し付けていたが、1986年には出資法が改正されたことにより、54.74%に引き下げることになった。[3] また、テレビCMも積極的に出しており、自社の業態である「ぽっけくらぶ」を大々的に宣伝していた。 1977(昭和52)年7月 長野市において、(株)ローンズナガノを創業(資本金200万円)。 1980(昭和55年)年2月 関連会社ローンズナガノ松本店を設立(資本金200万円)。 1980(昭和55年)年9月 ローンズナガノ飯田支店をオープン。 1981(昭和56)年6月 関連会社ローンズナガノ上田店を設立(資本金100万円)。 1982(昭和57)年6月 ナガノクレジット飯田支店オープン。 10月 ナガノクレジット長野支店オープン。 11月 ナガノクレジット本店をオープン。 1983(昭和58)年01月 ナガノクレジット諏訪支店オープン。 4月 ナガノクレジット小諸支店オープン。
Continue reading
Recent Comments