瀬ヶ崎 – Wikipedia
瀬ヶ崎(せがさき)は、埼玉県さいたま市浦和区の町名。現行行政地名は瀬ヶ崎一丁目から瀬ヶ崎五丁目。住居表示実施済み[4]。郵便番号は330-0044[2]。
さいたま市浦和区東部の大宮台地(浦和大宮支台)上に位置する。地区の東側を緑区道祖土や同原山、南側を駒場、西側を領家、北側を大東と接する。北浦和駅からはやや遠いが[5]、バス路線によって交通の便はよく、住宅地が広がっている。南には浦和駒場スタジアムがある。
地価[編集]
住宅地の地価は、2022年(令和4年)1月1日の公示地価によれば、瀬ヶ崎五丁目22-4の地点で17万9000円/m2となっている[5]。
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する瀬ヶ崎村で[6]、古くは同郡木崎領に属する江戸期の木崎村であった[7]。さらに古くは戦国期より見出せる足立郡のうちの郷村名の木崎郷であった。元禄年間頃に木崎村より瀬ヶ崎村が、駒場村、上木崎村、下木崎村とともに分村されたと見られる[7]。村高は「元禄郷帳」では202石、「天保郷帳」では203石。助郷は中山道浦和宿に出役していた。化政期の世帯数は30軒で、村の規模は東西3町余、南北4町余であった[7]。
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
瀬ヶ崎一丁目 | 715世帯 | 1,695人 |
瀬ヶ崎二丁目 | 792世帯 | 1,866人 |
瀬ヶ崎三丁目 | 590世帯 | 1,363人 |
瀬ヶ崎四丁目 | 728世帯 | 1,746人 |
瀬ヶ崎五丁目 | 799世帯 | 1,903人 |
計 | 3,624世帯 | 8,573人 |
小・中学校の学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[10]。
地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は京浜東北線北浦和駅が瀬ヶ崎五丁目22-4の地点よりおよそ1.9 kmの場所にある[5]。
道路[編集]
地内に国道、および主要地方道・一般県道は通っていない。
文化財・寺社[編集]
地内の三丁目に個人所有で市指定天然記念物の「イチョウ」と「シラカシ」がそれぞれ1株あった。これらは伐採により2016年度指定解除された[11]。
- 東泉寺
- 東泉寺のボダイジュ(さいたま市指定 天然記念物)
- 瀬ヶ崎公園
- 瀬ヶ崎二丁目第一公園
- 瀬ヶ崎二丁目第二公園
- 中耕地公園
- 前島第一公園
- 前島第二公園
- 前島第三公園
- 前島第四公園
参考文献[編集]
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。
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